2017.11.10

1

2017.10.26 thu

DOMAIN&FUNCTION

食品販売促進
~プロモーション~
戦略研究会

REPORT
日目

10.26 thu

食にこだわり、豊かな未来を想像する

講義株式会社成城石井
執行役員 商品本部本部長服部 吉宏 氏
学びのPOINT

①市場の変化と価値観の変化をおさえる
食事のボリュームと人口どちらも減少
⇒これからは胃袋争奪戦!ミレニアム~団塊までの世代間ギャップと価値観の相違をどう埋めるのかが大切。
②グローサラント
どこで食べるか?今後内食と外食は融合してゆく。
本格的かつリーズナブルな調理方法の提供と同食材の販売。これは成城石井が考える次世代ミールソリューションの一つの進化型。
③プログレスではなくイノベーション
そしてテクノロジーを活用したマーケティングへの挑戦
小売業は業界の垣根を超えた連携で付加価値を提供する生活基盤ベースとなってゆく。

メッセージ情報量と開発力に対する
正当な価格と価値をどう伝えてゆくのか


創業当時の石井食料品店(東京・成城)

2017年の今年 創業90周年
■チェックポイント
・自社の1番は?
・そして何故1番か?
・「こだわり」ポイントは?
・消費者視点の考え方か?
日目

10.26 thu

「中間」から「中核」へ 食と暮らしの明日を創造する

講義三菱食品株式会社
執行役員 マーケティング本部長(兼)戦略研究所所長
原 正浩 氏
学びのPOINT

①ニューエコノミカルの理解
2020年には6割弱とも言われ基軸として検討してゆくべき層。所得別に食の特長を持つ。賢い暮らしをする彼らにどう価値ある情報を届けるかが課題。
②女性の家事合理化支援と男性の家事参加支援
時間短縮が進み調理行為そのものが家庭から消えるのか。調理含めて家事参加する男性比率はさらに高まりジェンダーレス化が進む。
③福祉・介護・医療
団塊・団塊ジュニアの高齢化、人口減少と単身世帯の増加、要支援・要介護シニアの増加。
これら課題に目を背けることなく早急に対応してゆくことが求められている。

メッセージ昭和型販促から平成型生活支援提案へ

■プロモーションキーワード
「チラシ」⇒「WEB、SNS」
「家で作る」⇒「買ってくる」
「季節催事」⇒「健康」「介護」
「子供」⇒「高齢者」「単身者」
「調理は女性」⇒
「ジェンダーレス」
「店頭」⇒「オムニチャネル型」
Voice 参加者の声
自社の強みをもう一度話し合い、お客様に喜んで頂ける商品開発を行いたい。価格でなく価値を判断基準におき、その価値を消費者に提供する商品づくりが必要であると実感した。
食品メーカー企画・主任
現在の環境が良く理解できた。高齢者増加は分かっていたが、低所得者増加には注力していなかった。商品開発をしていく中で明確なターゲット層を決めていく必要があると感じた。
食品メーカー・営業部課長
懇親会の様子
NEXT TIME

【第2回】 2017.12.18(月)
1.『過去最高益!あずきバー強さの秘訣』(井村屋)
2.『お好みソースと生活者を結ぶコミュニケーション展開』(オタフクソース)