2017.11.20

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2017.10.23 mon
2017.10.24 tsu

DOMAIN&FUNCTION

住まいと暮らしビジネス
成長戦略研究会

REPORT
日目

10.23 mon

山一地所の目指す不動産ワンストップビジネスモデル

講義株式会社山一地所
代表取締役社長渡部 洋平 氏
学びのPOINT

①資産管理部という専門部署を作り、オーナーの窓口を一本化。6名のメンバーで600名のオーナーを管理する。またメンバーは賃貸だけでなく、売買、建築、税務、相続のスキルを有する。
②相続サポートセンターという部門を設け、相続という切り口から新規オーナーを獲得。相続にお悩みの方は必ず不動産を保有していると言っていい。
③新卒社員を入社後、賃貸担当→店長職→売買担当→資産管理部というワンストップ人材のルートに沿って育成することを、山一地所は理想としている。

KPI2割のAクラスオーナーで8割の利益!

「同業他社からお客様を奪っていると、いつか自社も同じ仕打ちを受ける」という考えのもと、既存顧客を大切にし、サービスを提供。管理物件は95%以上という高入居率を誇る。
日目

10.23 mon

社長が担う、社員の幸せ向上担当とは

講義株式会社こんの
社員の幸せ向上担当&代表取締役社長紺野 道昭 氏
学びのPOINT

①「社員は宝」
入社予定の新卒社員の卒業式に、社長自らが出席する。実施している社長は日本で2人。その成果として新卒の離職は0人である。
②「パッションはミッションに勝る」
社長の情熱にかなうものはない。こういう会社にしたい、社員が大切なんだという情熱を社員にぶつけることが重要。
③直近6年間で約50名、社員数が増加。実質定年なしで70歳以上にも就業機会を与えるなど、人を大切にする姿勢が世間に認知されてきた結果といえる。

KPI社長業務の30%が社員との対話!

一般的に、社長が社員と対話する時間は、業務全体の3%、紺野社長は10倍の30%を社員との対話に費やす。結果として2014年度の離職者は0人。
余談として、20年前は、社員間やお客様との喧嘩も度々あり離職率はなんと100%であった。
今回ご講演頂いた企業のビジネスモデル戦略(タナベ経営 副本部長 種戸)


一.顧客の真のニーズをつかむ
二.ニーズ対応ビジネスモデルを設計
三.成長するモデルに投資する

日目

10.24 tue

3G (Good Design・Good Quality・Good Price) ビジネスモデル

視察&講義セルコホーム株式会社
代表取締役新本 恭雄 氏
学びのPOINT

①規制が無くなればビジネスチャンスがある。新しいビジネスの成功確率は先進国では20%以下、新興国では50%。
②カナダでは、フレーマー、ドライウォーラー、フィニッシャーの3種の職人だけで家が建つ。効率化を目指し、3業種での施工体制を構築中。
③カナダでは「ウッドファースト」という法律があり、公共建築物についても木造が多い。日本でも同様の考え方を浸透させ、「木造ゼネコン」を目指す。

KPI2ヶ月60棟を販売‼

カナダ建国150年記念特別企画として、5つの外観デザインから選べる1,500万円の住宅を販売。企画住宅でありながら、簡単にアレンジできるパッケージがお客様に受けて、販売好調。
NEXT TIME

テーマ 「ビジネスモデルを考える。~壁を打ち破れ~」
新たなビジネスモデルのヒント満載の内容となっています。
幹部の方、社員の方と一緒にお越し頂くことをオススメします。

1.講義I SOUSEI様 『住宅×IoT』のプラットフォームづくり
2.アライアンスご提案(分科会にて実施)
 1)分科会I  寺田倉庫様
 『物理的クラウドストレージの活用~空間・デジタルの活用による余白創造~』
 2)分科会II ミニメイド・サービス様
 『富裕層マーケットを獲得する ミニメイド・サービスの高付加価値戦略』
3.講義II チームネット様
 「住まい」から「まちへ」「都市」から「森」へ森をつくる住まいづくり
4.講義III 紀の国住宅様
 エリア拡大で成長を続ける『注文住宅×ミニミニ分譲モデル』
5.対談I スノーピーク様×リノベ不動産様
 (アウトドア用品メーカー×リノベーション企業コラボ)
 『アーバンアウトドア』という新しい暮らし方の提案