2017.10.19


2017.09.28 thu
2017.09.29 Fri

DOMAIN&FUNCTION

ウェルネス研究会

REPORT
日目

09.28 thu

「働き方改革」ではなく、「働かせ方改革」こそが経営課題

講師株式会社フジクラ
常務執行役員中山 幸洋 氏
学びのPOINT

①働きにくい環境は、儲けにくい環境。高収益企業のゴールイメージから逆算で目指す姿を考える。同社の健康経営のキーワードは「活き活き」。
②取り組み活動と生産性の相関関係を徹底分析。従業員とともにデータ測定・見える化しながら、健康経営へのPDCAを回している。
③従業員個人が主語の「働き方改革」ではなく、会社が主語の「働かせ方改革」として職場づくりを目指す。

KPI高生産性は1日8,000歩から!

歩数イベントの完歩者は生産性が高い!ことを見える化。

歩数イベント効果で意識・行動が変わり、平均8000歩をクリア。

日目

09.28 thu

3年連続、「健康経営銘柄」に選定

講師テルモ株式会社
人事部長竹田 敬治 氏
学びのPOINT

①トップ自らが健康経営を宣言
②講演会・セミナーの開催、社内イントラでの啓蒙といった、健康経営を意識する機会を提供。
③サポートする制度とイベントの仕掛けによるインナーブランディングの実施。がん支援制度・有給休暇貯金制度といったサポート制度を施行。
④オフィス内禁煙、理想歩幅を床に描いたピッチサークル、社内自販機は水・特保飲料に絞る、といった職場環境づくり。
⑤次の段階として自発性・習慣化を目指す。

KPI二次検査受診率100%!

定期健診受診率はほぼ100%であるが、再受診率は60%、、、。
支店内の健康を守るのは上長の役割。人事評価にも反映。

Voice 参加者の声
社員の健康のための取り組みを、「予防」「早期発見業」「早期治療」とバランスよく行うことが大切だと感じました。今後はその観点を自社にも取り入れたいと思います。 配管卸業・総務部長
がん就労支援制度など、運用ベースではなく、しっかりと制度化されたされた点が参考になりました。
内装工事業・社長
日目

09.29 fri

ワークサイズで健康経営を実現

講師株式会社イトーキ
健康ソリューション開発室 室長八木 佳子 氏
学びのPOINT

①社員のアイデアから生まれた「働き方を工夫してできる健康活動」ワークサイズを推進
②健康課題から必要なワークサイズを考え、ワークサイズを促すオフィス環境(製品や空間プラン)を提案
③オフィス環境の改善から従業員の働き方を変え健康状態を改善することにより、プレゼンティーズム・アブセンティーズムを解消し、個人のパフォーマンスを高める
※プレゼンティーズム:健康問題による出勤時の生産性低下
※アブセンティーズム:健康問題による欠勤

KPI1日2時間の立ち仕事により
生産性を改善!

同社では1日2時間を目標に立って仕事をすることで、1ヶ月半でウエスト-1cm、歩数+1,000歩の改善が見られた。

Voice 参加者の声
オフィス環境の改善を考えていた最中であり、非常に参考になりました。自社で生産性改善の取り組みをしていきたいと思います。
家具企画販売業・社長
健康経営を十分に把握していなかったこともあり、正に目から鱗でした。自社に持ち帰り経営陣と取り組みを考えていきます。
プラント関連業・営業課長
NEXT TIME

第2回
①コンテンツマーケティングに取り組む「前田建設工業」様
②たばこ業界に新たなカテゴリーを築く「フィリップ モリス ジャパン」様