第2回
2018.11.21 Wed
DOMAIN&FUNCTION
一番に選ばれる
金融機関を目指す研究会
REPORT
第1講
11:00~
金融機関連携でアマゾン銀行に備えよ
講師横浜信用金庫
業務推進部 推進統括プロジェクトチーム プロジェクトリーダー
田島 達也 氏
業務推進部 推進統括プロジェクトチーム プロジェクトリーダー
田島 達也 氏
学びのPOINT
①コンサルティング営業のツール
・従来「お願い営業」しかできなかった若手職員が企業の「強み」「課題」をヒアリングし活用方法を提案する「コンサルティング営業」へ。
・非対面化ではなく、営業のツールである。
②職員は"ひと"としての価値を付加
・ビジネスマッチングの申し込みは、顧客同士の直接のやりとりでなく、事務局が間を取り持つことで、金融機関の存在感を発揮。
・初対面の企業とやりとりする、という心理的障を和らげる。
KPI金融機関が価値を発揮できる
プラットフォームを構築せよ
金融機関連携プラットフォーム「Big Advance」を運営。取引先同士のマッチングに留まらず、士業連携や情報発信・コミュニケーションの円滑化に寄与する。
マッチング案件の面談率は8割を超え、成約率は5~10%。マッチング申し込みを可視化することで、職員の"思い込み"によるマッチング機会ロスを防ぐ。
金融機関はマッチング手数料という新たな収益源を得る。
Voice 参加者の声
「お客様のビジネスマッチングのお手伝い」と「若手職員のやりがい(成長)」が同時に実現できるシステムだと感じ、大変参考になりました。
ITのみならず、Face to Faceも合わせ持ったシステム構築。
効率化・ロスを省くポイントに感心した。
効率化・ロスを省くポイントに感心した。
第2講
13:20~
インターネットを利用した新たな資金調達手段のご紹介
講師ミュージックセキュリティーズ株式会社
取締役 西日本支社長渡部 泰地 氏
取締役 西日本支社長渡部 泰地 氏
学びのPOINT
①音楽事業と証券化事業
・金融庁に登録する金融機関として、既存の金融システムでは届かないニーズに応える。
・アーティストや経営者が伝えたいメッセージをストーリーにして伝え、共感してお金を託して下さる投資家を集めること。これが当社の役割。
②資本性資金が挑戦を後押し
・元本保証・個人補償なし。議決権の譲渡なし柔軟なリターン設計が可能。負債であるが条件によっては資本性借入金とみなすことができる。
KPI柔軟な資金仲介を実現するのは
企業が持つ"共感できるストーリー"
ターゲットは「金融機関も何とか応援したい企業」。"魅力"を発掘し、応援してくれる投資家を集めることで資金を仲介。多くの事業にはなかなか気づかれていない共感するストーリーがある。
Voice 参加者の声
融資とは異なる手法がある点が勉強になりました。話の中にあった投資家による共感こそがまさに、人を動かす力になることを改めて気づかされました。
出資と認識していたが、認識を新たにした。融資とは全く異なる発想であり、今後も事業者・金融機関ともに必要な仕組みと思いました。
第3回目は、未来を支えるための「ひと」をつくる組織をテーマに
①職員のモチベーションを高める仕掛けづくり
②あくなき顧客価値の追求 挑戦し続ける組織をつくる について学びます。