2018.03.05

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2018.02.19 mon

DOMAIN&FUNCTION

食品販売促進
~プロモーション~
戦略研究会

REPORT
日目

02.19 mon

女性の選びたくなる・買いたくなる気持ちの作り方

講師ウーマンズ
代表取締役阿部 エリナ 氏
学びのPOINT

①女性視点でのマーケティング戦略
就職、結婚、出産、離職、再就職など、女性のライフコースの複雑化、多様化によって、マーケティングが変化。「何を購入するか?」はその時、「女性の人生に何が起きているか?」で左右される。
②消費基準の変化
消費基準の軸はヘルスコンシャス。
(例)旅行、食事、働き方、住む場所など
③女性の食の価値観変化と消費傾向
ライフコース、クラスターに合ったキーワードに応じ、女性観点での商品開発と売り場つくりが必要。小さな当たり前の徹底。

メッセージひとくくりにされがちなクラスターでも
価値観・消費者傾向は異なる!

■働く女性
・20代独身・正規雇用
・30代ギグワーカー
・40代独身・非正規雇用
・60代パートシニア  など
■主婦
・30代DINKS
・30代ハウスワイフ
・40代シングルマザー
・50代サロン主宰  など
日目

02.19 mon

「地域コミュニティ」を味方につける販売戦略

講師株式会社光文社
第1編集局 局長 Mart編集長大給 近憲 氏
学びのPOINT

①本当の消費者ニーズ
「ビッグデータ」は大枠しか把握できず、細部までは補えない。結果的に商品特性が似通ってしまう。
SNSではなく、「口伝」から情報、トレンドが生まれる。
②コミュニケーション
「ネット」での話題ではなく、「消費者(個)に必要なもの」を切り口として購買動機に結びつける。いかに同じ目線での消費者の声を紹介し、商品に現実味(リアリティ)を持たせ、背景を明確化させるか。
(例)「ダウニー」×「ル・クルーゼ」座談会の中で柔軟剤と調理器具という、当然同じ売り場に置かれることのないカテゴリー商品にも関わらず、主婦にとっては共通して「飾るもの」であることが判明。このリアリティから、今では両商品とも雑貨屋でもヒット商品となる。

メッセージコミュニティのリアリティを生かす!!

■大切にすべきポイント
・既存の価値観に捉われず、消費者のリアリティを受け入れる。
・現象だけでなく、「一人称」の背景を把握すること。
・商品の「What」ではなく、「How」をきちんと伝える。
Voice 参加者の声
当社と関係する企業の情報を深彫りすることができた。モノづくりからプロモーションまで自社に活かせることが多い。小売店との交渉のポイント、メーカーのブランディングを水平展開する。
食品メーカー 営業部長
分かっている様で実際は何一つ対応できておらず、思わず苦笑してしまった。SNSは商品の購買動機には繋がらない。リアリティのある消費者の声を聞きたいと感じた。
食品メーカー 代表取締役社長
3Mのすべてが重要だということを3回の各社事例から分かりました。特に今回の3回目は自社に戻って関係者に伝えたいです。
食品メーカー 製造部長