2018.07.06


2018.04.19 thu
2018.04.20 fri

DOMAIN&FUNCTION

戦略ロジスティクス研究会

REPORT
日目

04.19 thu

中小零細企業が生き残る為の自社ブランディング

視察稲沢運輸株式会社
代表取締役社長竹市 五倫 氏
学びのPOINT

「環境要因が8割」である経営環境だからこそ、自社の独自性を打ち出すことが大事。ブランディングは有効な手法となる。
 
単なるビジュアルアイデンティティではなく、マーケティング戦略、事業戦略、採用戦略につながることを出口感とする。
 
ブランディング効果として、顧客に自社の特徴が伝わる、社員に誇りと喜びが生まれる、採用がやりやすくなる等が挙げられる。
 

キーワードブランド認知による
ドライバーの常用率

自社の強みである「気配り、心配りが出来る真心」を理解し、受け入れて下さるお客様に対してはドライバーの常用を依頼。良い人材の安定供給と稼働の安定化、相互のメリットを出している。
日目

04.19 thu

〝ビールゲーム〟で全体最適を学ぶ!

グループワーク株式会社タナベ経営
ロジスティクス教育開発チーム
学びのPOINT

サプライチェーンマネジメントでの重要な原理を実体験するゲームの実施。ゲームを通じて全体最適の重要性を学ぶことが出来る。
 
参加者がビールメーカー、一次卸、二次卸、小売店に分かれて発注、在庫、出荷のプロセスを経ながら総コストの削減を競う。
 
論理的思考とシステム思考(常に動く複雑な現場の課題に対応する)の両方を鍛えることができ、幹部の研修に活用することが可能。
 

キーワードブルウィップ現象
を全体最適で抑制する

自社都合だけでは全体の流れの中で在庫や出荷がコントロールできない。
コミュニケーションの強化、情報の共有化、顧客視点でのアクションが大事となる。
Voice 参加者の声
実際のSCMは工場から顧客までの全体最適であり、それを実現しうるのは情報であることを改めて思い知らされたワークであった。
運送業・社長
ゲームを通じSCMの重要性を体感できた。自社で部門横断的な研修を行う際にも活用できそうなので、検討したい。
製造業・取締役
懇親会の様子
日目

04.20 fri

今こそ業界の地位向上へ!適正運賃を世に問う

視察&講義SBSロジコム株式会社
課長栗生 浩延 氏
学びのPOINT

物流業界は90年代より事業者急増で価格競争・過剰サービスが常態化。現在も台頭するネット通販の多重配送など現場の待遇は改善されていない。
 
物流は「無料」が当たり前ではないという意識が高まっている。ICT環境が整い、適正価格化が可能な条件が揃ってきた。
 
物流事業者目線で荷物とドライバーをマッチングするプラットフォーマーとして、業界全体の待遇を改善し次世代の物流を支える。
 

キーワード運送会社の待遇改善が荷主の顧客価値に繋がる

荷主と運送会社を適正価格でマッチングすることで、運送会社の生産性を向上。待遇改善によってドライバーを確保し、荷主へ即時にサービスを提供できる。
Voice 参加者の声
荷主のニーズにも応える的確なビジネスモデル。自社でも急な運送便手配を行う為、ドライバーを即時確保できる当サービスを活用したい。
製造業・部長
提供されるプラットフォームには運送会社への料金の支払いや最低運賃の保証があり、活用するメリットが大きいと感じた。

製造業・取締役
ディスカッションの様子
NEXT TIME

第3回目は、荷主との密なリレーション構築をテーマとし「アイカ工業株式会社」「株式会社丸和運輸機関」にご講演頂きます!