2018.09.07

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2018.7.11 wed
2018.7.12 thu

DOMAIN&FUNCTION

戦略ロジスティクス研究会

REPORT
日目

7.11 Wed

企業のリレーションシップ・マーケティングを学ぶ

視察&講義アイカ工業株式会社
物流部 部長安川 浩保 氏
学びのPOINT

①流通において、荷主が契約上表面化しない物流サービスを正確に理解できていないことが関係性に微妙な影響を及ぼす。
②よってマーケティングの領域は物流サービスの拡販だけでなく関係性や相互作用の向上を図るリレーションシップに着眼する必要がある。
③社内外に対し、分かりにくい事象の理解を促す為には、出来るだけシンプルな図示化を行うと良い。

重 点SCMプロセスを軸に対話を行う

荷主と物流業者のリレーションシップを高める為には、サプライチェーン全体のプロセスをお互いに理解し、認識の相違点を共有化することが重要である。
日目

7.12 Thu

わが社の経営戦略「人の成長なくして企業の成長なし」

講義株式会社丸和運輸機関
代表取締役社長和佐見 勝 氏
学びのPOINT

①自らの思い(企業の命、仕事の命、確固たる理念)を「桃太郎文化」として成文化。実践につなげる為に社内大学を中心とした教育体系を確立。
②教育にはお金を惜しまない。また、経営者として自ら関わる姿勢を示すことが大事。
③人手が足りないから、成長戦略が描けない。人を確保できるビジネスモデル(例:ラストワンマイルの為の車両確保、年収保証720万円)を組めば、成長は可能。

KPI教育予算=売上比率2%!

成長戦略を支えるにはビジネスモデル進化を推進する人材育成が不可欠である。教育への投資は設備投資と同様に計画的に予算に組み込むことが重要となる。
Voice 参加者の声
荷主の立場でありながら、上から目線でなく本当の協力会社としての関係を構築している点が同感出来ました。

経営者として喝を入れられた。時代、時流、時中。戦略思考に畏れいりました。何事も継続・徹底する事が重要だということを再認識しました。
グループワーク
NEXT TIME

第4回目は、「高生産性を実現する物流会社の働き方改革と人財戦略」と銘打って、福井県内で開催致します。