2018.04.06


2018.03.14 wed

DOMAIN&FUNCTION

新規事業開発研究会

REPORT
日目

03.14 wed

新規事業は価値観への共感=センスから始まる!

講師株式会社スマイルズ
取締役/クリエイティブディレクター
野崎 亙 氏
学びのPOINT

①「新規事業の誤解」
新規事業開発においては、先にチームを作ったり、自社のリソースの転用を前提に考えたりするとうまくいかない。価値観への共感から入っていくことが大事である。

②「実行こそが機会を生み出す」
スマイルズの新規事業創出は「やってみなければ分からない」から始まる。自らが熱量をもった発信源になることで、チーム全体が熱量をもった塊になり、新規事業推進に繋がる。

③「イメージを共有する共感者を生み出す」
チームで成果を出すために共有すべきは売り上げ目標ではなく、「イメージ」である。イメージできれば具体化できる。

KFS「チームは熱量のカタマリで
なければならない!」
新規事業開発は、イメージを共有したメンバーの行動によって生まれる

チームは頭数ではなく熱量をもった人間の総体である。「How to do」より「Want to do」の精神で、やりたいこと実行することが大事である。
日目

03.14 wed

組織横断型チーム「女子開」で新しい切り口を生み出す!

講師東海光学株式会社
取締役倉俣 考志 氏
統括リーダー金川 幸子 氏
学びのPOINT

①「組織横断型のチームの組成」
「女子チームを立ち上げたらどうなるか?」という発想から部門の垣根を超えたプロジェクトに拡大させた。メンバー一人一人と面談し、本人たちの意思(=やる気)を重視した。

②商品開発のポイント
メガネレンズの「枠を越えた」商品、サービスの開発を軸としている。制限を取り払うことが重要である。

③事業成功のポイント
権限ある人物の直轄、チームの権限許容、部門協力など、スピーディーに決断できる仕組みが不可欠である。

KFS新規事業開発のポイントは
枠にとらわれないアイデアを
形にする組織横断型のチーム力

「女子開」は新規事業を生み出す原動力である一方で、部門横断型チームを維持する難しさも経験している。仕事量のバランスや女性ならではの問題を克服していく必要がある。
Voice 参加者の声
計画よりも実行が優先することで事業成果につなげていること、また、何よりも熱意が必要であるということを改めて確認できた。

製造業・代表取締役
チームにある程度自由にやってもらいながら、関係各部門、経営陣がフォロー・アドバイスする体制が非常にいいバランスで回っていたという印象を受けました。
倉庫業・営業課
NEXT TIME

第5回目は、イノベーションを牽引する「イノベーションリーダー」が活躍するポイントを学びます。