2018.10.17

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2018.09.25 tue

DOMAIN&FUNCTION

生産性カイカク研究会

REPORT
日目

09.25 tue

人協働型ロボット・システムが切り開く生産性カイカク

講師川崎重工業株式会社
長谷川 省吾 氏
学びのPOINT

ロボット事業・市場動向について
世界のロボット販売実績市場の55%は日本が占有している。わが国では、ロボット生産台数は増加しているが、稼働台数は伸び悩み生産性向上には至っていない可能性がある。ロボット導入マーケットも限定的であり、生産性向上の余地は広い。
 
少子高齢化(労働力不足)について
労働人口減少問題が進む問題に対して、大量にロボット導入が進まないクライアントの要望にも応えるべく、生産期間の短い製品でもロボット適用が可能となり、人と簡単に置き換えられることで解決ができる。
 
技能伝承・事業承継問題について
熟練の技と言われ、技能伝承が困難であると考えられていた領域があった。しかし、「感覚」を学習し、遠隔協調によって、技能伝承などを推進する新たなロボットシステムが確立された。
 

KPI自動化による作業効率アップ
duAro 280万円⇒作業者1名程度の人件費を半期で回収

生産性改善ではなく、生産性カイカクを進めるにあたり、ロボットの導入による省人化・無人化は至上命題である。
1台当たり280万円の費用がかかるのではない。
従業員1人当たりの人件費を半期で回収できる投資戦略である。
Voice 参加者の声
品質・生産性においてヒューマンエラーを防ぐために、自動化を進めることが大切であると感じた。



住宅不動産関係 幹部
長く働くことが美徳であるという考え方を捨て、限られた時間内で、どれだけの生産性を向上させられるのかが重要である。
考え方を切り替える良い機会となった。

廃棄物処理業 社員
NEXT TIME

第2回目は、働き方に自由度を持たせ、ベース生産性の底上げに結び付くワークスタイルを変える環境づくりに取り組む「日本航空株式会社」を視察します!