2019.03.08

3

2019.02.06 Wed
2019.02.07 Thu

DOMAIN&FUNCTION

教育・学習ビジネス研究会

REPORT
日目

02.06 Wed

『ひとづくりは、まちづくり』~新しい教育を目指して~

視察&講義阪急阪神ホールディングスグループ
株式会社ミマモルメ
代表取締役社長小坂 光彦 氏
学びのPOINT

事業開発スピードと成長投資がカギ
ICT教育に興味を持ち、中学校の部活(ロボットサイエンス部)を視察し衝撃を受けた。社内の新規事業開発制度を活用して、3ヶ月で事業化できたスピードがポイントだった。
ロボット学習は総合教育
ロボット教育はICT技術を高めるものだと思われがちだが、本質は総合教育である。自ら考え、実証し、試行錯誤することで、社会で必要な能力を身に付けることができる。
コンパクトなビジネスモデル
教材の初期投資と教室があれば開校でき、生徒数100名程度のビジネスモデルにしている。少人数授業で、講師はファシリテーターとしての役割に軸足を置く。生徒の「やりたい」という気持ちを原動力に、何事にも自分から動く環境づくりに配慮している。
450_03.jpg

重要な研究ポイントこれからの学習の追求により、社会課題を解決する

子供たちの考える力・自主性に驚かされた。感動するとともに、社内での人材育成も見直さなくてはならないと強く感じた。
建設業 経営者
社内起業家を輩出する仕組みが素晴らしいと感じた。新たなことを考えさせることは、人材育成に繋がるのだと感じた。

専門学校 経営者
これまでの学習スタイルでは、企業が求める人材を輩出することはできない。社会で求められることからバックキャスティングして、これからの学習スタイルを追求していくことが必要。
日目

02.07 Thu

梅花女子大学×産学連携 ~エレガンスへの挑戦~

視察&講義梅花女子大学
学校法人梅花学園 常務理事/企画部長藤原 美紀 氏
学びのPOINT

①建学の精神に基づき、「女性活躍」・「ダイバーシティ」と多様化が進み始めている中で、梅花女子大学は学生の社会での活躍に必要な要素を自学で捉え直し、より実践的な学問を追求し取り組んでいる。
②産学連携の目的は教育の一環であることを見失わず、何を学んだのかをしっかりと認識させる。学生でありながら、企業側のメリットと消費者の事を考えて取り組む。結果がどう出るかはわからないが、お互いにとっていいものを目指し、お互いの魅力を出し合うことが重要であると考えている。
③行動指針として「BAIKA MIND」を掲げ、環境が人を育てることを意識した多彩な教育活動を実施している。スクールバスの中でのマナー教育など、梅花女子大学で過ごす時間を通じて知性/教養を身に付けるための教育環境にも力を入れている。
450_04.jpg

重要な研究ポイント産学連携による新たな価値の創造と
自律した人材育成の相互シナジーの発揮

ダイバーシティを進めている。その中で、会議などは結局、男性の意見で意思決定されることがある。女性だけのプロジェクトチームを作ることも検討したい。
病院 幹部
自社で産学連携に取り組んで、地域の活性化に繋がる取り組みを行いたい。


建設設備会社 幹部
産学連携を通して、自分には何ができるか。自分の強みは何かに気づくことが出来た。


産学連携参加学生