2019.03.26

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2019.2.20 Wed
2019.2.21 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ヘルスケアビジネス
成長戦略研究会

REPORT
講演

2.20 Wed

スペイン発の新スポーツ パデルを通じて笑顔を創り、
コミュニティーを創り、健康で元気な日本を創る!

講師株式会社Padel Asia
代表取締役玉井 勝善 氏
学びのPOINT

①パデルビジネスの可能性
テニスコート1面のサイズにパデルコート2面作れるので、省スペースで土地効率が良い。フットサル・テニスコートと比較しても1坪当りの収益性は高い。老舗テニスクラブの会員は高齢化しており、テニスクラブからの転換、フットサルからの転換も含め今や全国11か所。今後はFC化を進める予定である。
②パデルのマーケティング戦略
クラウドファンディングを積極活用。幅広い年代層がパデルを通じて繋がるビジョンを発信し、賛同する仲間とともに新しい世の中を作っていく"共創マーケティング"の考え方で、事業拡大と優秀人材の確保を図る。
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KPI顧客層の広がり×エンターテイメント性
(BBQ・複合スポーツ)でコミュニティを拡大

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テニスより簡単で奥深く、老若男女が楽しめ、ハマるスポーツ。今や、世界35か国に広がる。
講演

2.20 Wed

尽生(じんせい)と志事(しごと)
~21世紀を生き抜く、理念経営と人生営業~

講師株式会社ティア
代表取締役社長冨安 徳久 氏
学びのPOINT

①「最期の、ありがとう」を伝える
死を前提に生と向き合うこと。冨安社長がこれまで出会った人、経験した職場を通じて、「ご遺族にとって一生忘れられない存在になる」という使命感から37歳で起業。2014年東証・名証一部へ上場。創業22年で、直営・フランチャイズを合わせ100店舗を超える企業に成長。
②本気で世の中をよくする存在になる
社会貢献を追求し、「不透明な価格設定」という業界の常識を打ち破り、お客様に安心感を与える明瞭な価格設定を実現した。また、故人様への感謝に包まれた葬儀を務める人材の育成に重きを置き、ティアアカデミーを通じて異業種からの参入も支援しながら全国展開を目指している。
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KPI拡大戦略=理念経営×人材育成で
葬儀件数は直営・FC合計で14,000件以上、
設立22年で100店舗を達成

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冨安社長の生きざまを描いたリアル小説
「最期の、ありがとう」にはドラマ化・映像化のオファーも
Voice 参加者の声
理念・使命について改めて考えさせられた。
サービス業 代表者
志事、尽生についてビジネスに活かす重要性に気づけた。
製造業 代表者
講演

2.21 Thu

地域ヘルスケアビジネスとしての新領域
『ヘルスツーリズム』

講師株式会社 JTB
ヘルスツーリズム研究所所長髙橋 伸佳 氏
学びのPOINT

①これからのヘルスツーリズム
2025年公的保険外サービス33兆円の市場規模の中でヘルスツーリズム・健康志向旅行は約10%の3.2兆円と予測されている。
温泉療法・気候療法・森林療法・海洋療法の4つの自然療法があり、ヘルスツーリズムは観光客向けから市民向けへ、そしてCCRCなど健康なまちづくりのエンジンになっていく。
②国内のヘルスツーリズム事例
和歌山県田辺市では『熊野古道健康ウォーキング』ツアーを設置。熊野を知りつくしたインストラクターが、世界遺産×ウォーキング×健康弁当×温泉をトータルコーディネート。
年間4,000人が参加し、健康弁当は10,000個の売上、周辺の宿泊客数も増加するなど、地域の健康資源で収益を得つつ、健康人材の育成も同時に実現。
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KPI地域のハブとなるサービスを作ることが
地域貢献と自社の発展につながる

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ヘルスケアを制するには地域をどこまでおさえるか。

ヘルスケア産業は行動変容産業であり、ツーリズムでも気づき・動機付けを与える必要がある。
Voice 参加者の声
温泉活用のヒントが多数あり、参考になった。
介護事業 役員
モノではなく、コトを創り、事業にしていくという観点が得られた。
製造業 社長
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