2019.01.10

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2018.12.20 Thu
2018.12.21 Fri

DOMAIN&FUNCTION

戦略ロジスティクス
研究会

REPORT
視察

12.20 Thu

これが物流の未来。人と自動技術で最適な問題解決を提案

視察トヨタL&F カスタマーセンター大阪
学びのPOINT

①トヨタ生産方式が生み出した世界最高峰の物流効率化システム。逼迫する人材不足に対し、自動化技術を掛け合わせ「カイゼン」を実現する。
②入荷・ピッキング・組立・梱包・保管・出荷の各工程において、フルオートメーションと半自動化のソリューションを提案。企業規模・敷地規模を問わない幅広い問題解決に貢献。
③物流の各工程でロボティクス技術を応用。AR・VRなど最新技術を駆使した改善シミュレーションや、ロボットによる大胆な作業省力化を体感。
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ポイント人とロボットが
「相互に補完し合う」仕組み作り

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トヨタが考える物流の未来、それは「本来必要な場面で人が活躍すること」。単純作業はスピード・正確性高いロボットが担い、人の役割は更なる付加価値創出へ。互いを補完し合う仕組みづくりにこそ真の課題解決がある。
1日目
講演

12.20 Thu

進化系ロジスティクス

講義クリナップロジスティクス株式会社
営業企画部 営業企画課 課長矢部 誠 氏
学びのPOINT

①クリナップロジスティクス(株)の特徴・強み
(1)日本全域に配送可能な輸配送ネットワーク
(2)助手付き2マン配送
(3)品質重視の輸配送
(4)SLIM(支線最適配送システム)
②我々が目指したい方向
物量拡大、積載率向上、助手運用効率化→
売上・利益拡大→経営基盤の強化
③ロジスティクスの現状と課題
④わが社の物流コスト削減策の事例
⑤市場の需要とロジスティクスの役割
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重点項目現在の物流コストの適正化の継続訴求と
輸配送の協同化・効率化を進化させる!

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わが社の物流コスト削減策
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講演のポイント
輸送コストの高騰の背景と解決策 422_08.jpg
講演時の様子422_09.jpg
2日目
講演

12.21 Fri

クラフトビール最大手の経営と物流戦略

講師株式会社ヤッホーブルーイング
ハッピーお届け隊 ユニットディレクター髙野 隆之 氏
学びのPOINT

①事業ドメインの定義は「ビール製造サービス業」であり、ビールを中心としたエンターテイメントとして、熱狂的ファンを創出し続けている。
②出荷部門のミッションは、「幸せをお届けする、最後のアンカー」として「誇り」「責任」を持って仕事に挑むこと。
③通販出荷から流通出荷にシフトすることで、売上高運送比率は8%から5.68%に改善が進んでおり、通販事業はロイヤルカスタマー育成ポジションへシフトしている。
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ポイントミッション経営・
チームビルディングで人を創る

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ミッション「ビールに味を!人生に幸せを!」実現に向けて、社風/文化を「ガッホー文化」と明文化し、各ユニット(部署)でもビジョン/ミッションを設定&共有している。
Voice 参加者の声
新しい物流の世界をイメージできる視察・講演であった。ITや自動化だけでなく、物流の考えそのものを延長戦の発想から脱却する良い機会となった。
お客様による出荷チャネルの使い分けはユニークな発想で、とても参考になった。サービス・エンターテイメント発想は自社も検討していきたい。
ディスカッションの様子422_13.jpg
NEXT TIME
申込受付中!

第4期 2月7日、東京にてキックオフ!
テーマ:物流のミリョクを魅せる