2019.01.15

6

2018.12.19 Wed
2018.12.20 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ものづくり研究会

REPORT
日目

12.19 Wed

薄板金属加工ものづくりモール

視察&講義株式会社最上インクス
代表取締役社長鈴木 滋朗 氏
学びのPOINT

①ものづくりは変えず、ものの作り方を変える
(1)経営の軸を通し共有のために視える化する。
(使命→ビジョン→事業コンセプト)
(2)プロセス・技術開発自体を自分たちで開発していくというアントレプレナーシップ(創業者精神)で既存の枠を超える。
②顧客の声を形にして顧客にぶつける
(1)顧客の声が集まる状態をつくる。
(2)集まった声から新たな価値をつくる。
(3)新たな価値を顧客にぶつける。
→ニーズから始まる開発アプローチ
(固有技術から始まる開発アプローチでなく)
③未来のものづくりの形を創造する
(1)キーワード
デザイン・ブランディング・デジタル技術
IoT・プロセス開発・働き方改革・人材のあり方
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KPIデザイナー人員比率10%

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講演の様子
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経営にデザインを取り入れる
日目

12.20 Thu

価値のオープンイノベーションと産学連携

視察&講義京都大学産官学連携本部
共同研究部門 部門長 准教授福田 勝利 氏
学びのPOINT

①価値の共創手段としてのオープンイノベーション
(1)価値とは必要とされるものである
(2)リアルとデジタルの融合した世界の中で価値の作り方が変わってきている
(3)大学に社会貢献が求められている
②連携したい内容を明確にして
担当教員とマッチングする
(1)共同研究・・・共同で行う研究
(2)受託研究・・・研究を委託し委託者に報告
(3)学術指導・・・技術指導をもらう
(4)技術移転・・・知的財産権を契約、ライセンスで活用する
③研究者の心をつかむ
(1)研究者の予算(科学研究費)には限りがある。
(2)あらたしいを明確に(業界初・日本初・世界初)研究者が論文で報告できるために
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ポイント価値の共創手段としての
オープンイノベーション実施

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・共同研究
・産業共同講座・共同研究
・受託開発
・受託研究院
・学術指導
・寄付講座
・知的財産の活用
Voice 参加者の声
顧客ニーズを捉え方向性を転換し、企業の付加価値を高める事業展開に刺激を受けました。

京都大学の特徴や産官学連携について貴重なお話が聞けて、アライアンスの可能性の広がりを感じることができました。
第5期ものづくり研究会
第5期ものづくり研究会テーマは、
「メーカーズトランスフォーメション」と致しました。
過去の延長線上に日本のもづくり企業の未来はありません。単なる優良企業の現場視察会としての開催でなく、ビジネスモデル・バリューチェーン・企業価値・収益構造をトランスフォームさせるべく、デジタル技術・バリューチェーンアライアンス・ビジネスモデル研究などの戦略情報発信型研究会を行います。