vol.15 子どもが夢中になるリアルな世界「キッザニア」
– 学びと遊びの垣根を越える“エデュテインメント”を開拓 –
KCJ GROUP 住谷 栄之資氏 × タナベ経営 若松 孝彦

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2017年3月号

 

キッザニア東京内にて。KCJ GROUP 代表取締役社長兼CEO 住谷 栄之資氏 (左)と、タナベ経営 代表取締役社長 若松孝彦(右)

 

教育と娯楽を融合した職業・社会体験施設「キッザニア」が日本にオープンして10年。
実社会を再現したリアルな施設と体験プログラムが人気を集め、東京と甲子園を合わせた累計来場者数は1400万人を突破した。
多くの子どもたちを夢中にさせる秘密は何か――。
オープンから陣頭指揮を執るKCJ GROUP代表取締役社長兼CEOの住谷栄之資氏に伺った。

 

新たなビジネスモデルは社会に求められる価値

 

若松 KCJ GROUPは、子どものための職業・社会体験施設「キッザニア」を東京(江東区)と甲子園(兵庫県西宮市)で運営されています。キッザニア東京のオープンは2006年10月ですから、10周年を迎えられたところですね。おめでとうございます。

 

住谷 ありがとうございます。キッザニアは現実の約3分の2のサイズに再現された街の中で、子どもたちがさまざまな仕事やサービスを体験できるエデュテインメント施設です。来場者数は、キッザニア東京と2009年にオープンしたキッザニア甲子園を合わせて累計1400万人(2016年10月末時点)となっています。

 

若松 キッザニアのコンセプトは「エデュテインメント」。教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテインメント)を融合した革新的な施設です。住谷社長は前職の外食産業においても、多くのレストランを国内外で展開するWDIの創業者の1人として、日本に新しい業態を次々と定着させてこられました。

 

住谷 当時、大学の先輩に誘われ、レストラン経営を行うWDIを創業後、「ケンタッキーフライドチキン」のフランチャイジーをはじめ、「トニーローマ」や「カプリチョーザ」、「ハードロックカフェ」などを国内外にFC展開するビジネスを手掛けていました。

 

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