Vol.29 タイヘイ

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2018年2月号

 

若手を育成・抜擢し、挑戦する風土を育む
Vol.29 タイヘイ

 

明治創業の老舗企業
多角経営で事業を拡大

 

献立付き食材キットを宅配する「ファミリーセット」で全国に知られるタイヘイ。同社は今年で創業138年目を迎える老舗企業(1880年創業)でもある。もともと江戸時代から続く酒造業であったが、第11代当主太田平左衛門がみそ・しょうゆの醸造業へ転換した。

 

現在はしょうゆや麺つゆなどを製造・販売する食品事業、施設や寮・個人宅へ食材を宅配する食材事業、カット野菜を提供するフレッシュデリカ事業、水畜産物加工のフード事業など食品4事業の他、印刷、信販の6事業を展開。グループ会社は70社に上る。

 

まったく異なる分野の多角経営に見えるが、献立表の印刷、食材の支払いサポートなど、いずれも「食」にひもづいて始まっている。「豊かな暮らし」を目指し、時代のニーズに応じながら柔軟に事業拡大を続けた結果なのである。

 

「常に新しいことに挑戦し、活力ある企業を目指す」を経営理念の一節に掲げる同社は、その実現に向けて社員の人材育成に注力している。特に重視するのが、「これをやりたい」という意思やチャレンジ精神を持ち、自発的に挑戦できる人材の育成である。

 

例えば、グループ会社の女性社員の発案で始まった葬儀ビジネスは、同社に根付く“挑戦する社風”を象徴する好事例だ。3年前に事業化し、現在、業績は好調を維持している。

 

そんなチャレンジ精神が旺盛な人材を育てるため、同社は20代で営業所長、30代でグループ会社社長や役員と、年齢にかかわらず活躍できる環境を与えている。外部の人材ではなく、伝統や理念を受け継ぐプロパー社員中心に役員を構成するのも、同社の人事の特徴だ。

 

特選しょうゆ「平左衛門」をはじめ、しょうゆのラインアップが充実

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献立付き食材の配送サービスは、幅広い客層の支持を集める

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