Vol.29 タイヘイ

2 / 3ページ

1_miraibanner

2018年2月号

タイヘイ 総務部 次長 河野 利之氏

タイヘイ 総務部 次長 河野 利之氏

 

学ぶべき内容を受講生の課題から設定

 

次世代リーダー人材の育成に向け、タイヘイは2015年からタナベ経営との取り組みを開始。次世代経営者育成研修や、タイヘイ本体・グループ会社から20代、30代の次世代幹部候補を集めたリーダー研修を実施している。

 

同社のリーダー研修のスタイルはユニークだ。全10回のカリキュラムのうち、内容が決まっているのは初回のみ。初めに「リーダーとしてのあるべき姿」の認識を共有した後、課題や学ぶべき内容についてディスカッションし、次回以降のカリキュラム内容は受講者の課題を踏まえて設定する。決められた内容の研修を受講するのではなく、担当する事業やキャリアの異なる受講者の共通課題をテーマに設定し、弱みを克服しつつ、強みを強化するのがこの研修の特徴である。

 

また、研修直前に太田健治郎社長は受講者と個別面談を行い、研修への意欲や問題意識を直接吸い上げる。トップ自らが受講生と対話する機会を設け、“挑戦しやすい土壌づくり”を後押ししている。

 

次世代経営者研修やリーダー研修の受講生の中から、実際にグループ会社の社長も誕生している。特に、食堂委託会社の社長となった30代社員は、研修で学んだ知識や対人関係などのスキルを生かしながらリーダーシップを発揮し、業績向上につなげているという。

 

さらに、女性幹部の育成に向けて、リーダー研修で積極的に女性を登用。次世代経営者研修を受講した女性メンバーからは、すでに部長が誕生している。

 

 

1 2 3