Vol.10 佐藤部品商会

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2016年7月号

 

感謝を携え、顧客から
信頼される企業を目指す

 

佐藤部品商会 代表取締役会長 佐藤 敏雄 氏

佐藤部品商会 代表取締役会長 佐藤 敏雄 氏

 

 

 

福島県いわき市に本社を置く佐藤部品商会は、福島県内に5拠点を構える自動車部品の卸売会社である。

 

本社の流通センターは、約3000坪の広大な倉庫に2万点の自動車部品が整然と並ぶ。この豊富な部品在庫と、顧客(自動車整備工場など)の注文に対し「どこよりも早く」部品を届ける即納供給体制を確立している点が、同社の最大の特長である。

 

「苦しい時期を支えてくださったお客さまにお応えするため、最良のサービスを提供したい。そう考えて出した答えが、最速で注文にお応えすること。センター方式は私の夢だったんです」

 

代表取締役会長の佐藤敏雄氏は、顧客への感謝を隠さない。

 

自動車産業の荒波を乗り越えて

 

佐藤部品商会は1961年創業。当時の自動車産業は黎明(れいめい)期で、決して今日のような発展が約束されていたわけではなかった。その中にあって、いわき市で古くから家業を営んできた佐藤氏の一家は地域の太いつながりを支えに、オイルショックをはじめとする数度の経営危機を乗り越えてきた。

 

自動車部品流通業界は、現在、自動車メーカー系のディーラーによるエンドユーザーの囲い込みが進んでおり、一般の整備工場はそれに負けないサービスを求められている。自動車修理用部品を供給する同社が提供する即納サービスは、そんな整備工場にとって強い後押しとなっている。

 

2008年に流通センターをオープンした当時の年商は8億8000万円。それから7年後の2015年8月期現在で15億円を超えた。この成長が、同社に対する顧客の評価を端的に示している。

 

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