Vol.18 日本全薬工業

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2017年3月号

 

畜産業の発展を目指して
「次世代リーダー育成塾」を開催

 

日本全薬工業 取締役 営業本部 副本部長 兼 LA事業部長
黒田 英一郎氏

 

経営理念を具現した人材育成塾を開催

 

2016年に創業70周年を迎えた日本全薬工業(ゼノアック)は、国内最大手の動物用医薬品メーカーだ。開発から製造、輸入、販売まで行う業界唯一の存在である。

 

同社は1946年に福井貞一氏が設立し、牛馬用動物薬の開発を手掛けていた。福井氏は1961年、視察先の米国で畜産先進国の事情を目の当たりにし、「畜産業の発展こそが動物用医薬品メーカーの成長につながる」との確信を抱く。以来、この思いは経営理念として、今に至るまで脈々と受け継がれている。

 

医薬品の提供を通じて畜産業の発展に寄与してきた同社が、2016年10月より新たな取り組みを始めた。タナベ経営と連携し、畜産業関係者を対象に「次世代リーダー育成塾」を開催したのだ。

 

「リーマン・ショックや東日本大震災により、畜産業を取り巻く環境は厳しいものがあります。しかし、畜産業界は将来も発展していかねばなりません。畜産業界の発展に寄与することは、動物用医薬品メーカーとしての使命であると高野(代表取締役社長)も日頃から強く考えていたところ、タナベ経営から提案があり、(畜産業の)次世代を担う将来の経営候補者を対象に、経営を体系的に勉強できる機会をつくろうということになりました」

 

そう語るのは、同社の取締役営業本部副本部長兼LA事業部長の黒田英一郎氏。この構想が浮上したのは、2015年の暮れのことだったという。

 

 

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