Vol.21 大石膏盛堂

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2017年6月号

 

若手にチャンスを与える仕組みづくり、人づくりを

 

現在、大石膏盛堂はスキルマップを活用した新たな評価の仕組みづくりに挑戦中だ。若手社員に責任と権限を与え、成長を促す「組織の若返り化」が目的である。また、地元の3高校と連携して毎年5~10名の新入社員を製造現場で雇用。開発や品質管理部門でも優秀な人材を確保すべく、佐賀県、福岡県の大学にアプローチを始めた。

 

タナベ経営の「新入社員教育実践セミナー」も10年間活用している。「現場の社員は入社すると社外に出ることが少ないので、セミナーで外部の人と接触し、自分の意見を発表することは良い経験になります」と伊藤氏。VM活動を率先して行う社員の中には、セミナー受講経験者が多いという。

 

同時に、次世代の経営を担う若手リーダーを集め、経営戦略会議を実施。決定事項を経営会議に上申していく仕組みもつくり、将来の新事業体の経営者候補育成にも力を注ぐ。未来を切り拓く基盤が整った今、次なる100年への挑戦は始まったばかりだ。

 

大石膏盛堂 取締役生産本部長(薬剤師) 伊藤 健一氏

大石膏盛堂 取締役生産本部長(薬剤師)
伊藤 健一氏

 

PROFILE

  • ㈱大石膏盛堂
  • 所在地 : 〒841-0037 佐賀県鳥栖市本町1-933
  • TEL : 0942-83-2019(代)
  • 創業 : 1907年
  • 資本金 : 3000万円
  • 売上高 : 83億円(2016年8月期)
  • 従業員数 : 290名(2017年4月現在)
  • 事業内容:医薬品などの製造、販売
    http://www.o-koseido.co.jp/

 

 タナベ コンサルタントEYE  
貼付薬の専門メーカーである大石膏盛堂は、創業110年の信用と実績に裏打ちされた、品質・コスト・納期のトータルバランスに優れる中堅企業である。医療用医薬品とドラッグストアなどでの一般用医薬品を中心に安定した収益基盤を確立しながらも、社員・取引先・地域を大事にする「三方よし」の経営を実践している。大手医薬品メーカーのOEMパートナーとして、国内ではすでにオンリーワンのポジションを確立しているが、中長期的なグローバル展開に照準を合わせて戦略リーダー育成にも注力し、さらなる進化を遂げようとしている。

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