Vol.24 エミヤ

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2017年9月号

 

連動型人事制度で自ら考え、行動する人材を育てる
Vol.24 エミヤ

 

電設資材卸で北海道の発展に貢献

 

「商人は常に“ほほ笑み”をたたえていなくてはならない」。1926年、当時22歳だった三神一氏は、この思いを胸に札幌市で菓子店「エミヤ」(笑み屋)を開いた。後に北海道屈指の電設資材卸企業となったエミヤの始まりである。

 

戦後、需要があった電線の専門卸へと業態転換を図った同社は、北海道の開発に合わせて釧路や苫小牧、函館、小樽へと活動エリアを広げながら事業を拡大していった。さらに、2000年に三神司氏(以降、三神氏)が代表取締役社長に就任すると、ソリューション事業によって事業領域が広がっていく。

 

2002年に介護機器の販売・レンタルを主要事業とする介護福祉ビジネスへ参入。2009年には社内にオール電化推進室を立ち上げて、太陽光発電やオール電化を中心とするエコ事業の推進を図った。さらに、2012年には建築工事業の認可を受けて福祉住環境の改修を手掛ける住宅リフォーム事業へ進出。多角化を進めた結果、現在は売上高91億5000万円(2017年3月期)、126名の社員を擁するまでに成長を遂げている。

 

電設資材をメインに扱う同社にとって、介護や省エネ、住宅リフォームは畑違いの事業のようにも見える。しかし、全ての事業はミッションで貫かれている。

 

「当社の経営理念には『最適環境を創造し、社会に提案』という一文があります。介護や省エネといった社会的課題に対するソリューションの提案は、最適環境の創造につながる事業です」(三神氏)

 

時代に不足する商品・サービスを提供する。これは、菓子店の時代から受け継がれる同社のDNA と言ってもいいだろう。

 

中期経営計画やビジョンなど会社の根幹を次世代リーダーたちが作り上げる

中期経営計画やビジョンなど会社の根幹を次世代リーダーたちが作り上げる

 

 

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