Vol.25 イワキテック

1 / 3ページ

1_miraibanner

2017年10月号

 

「リーダーズコラボ」で人材育成モノづくりの技術を明日へつなぐ
Vol.25 イワキテック

 

コンテナ船の船倉のふた部分に当たるハッチカバーの生産量は日本一(左上・右) リーダーズコラボレーションの様子。分かりやすい動画にまとめ、後世へ技術・ノウハウを伝承する(左下)

コンテナ船の船倉のふた部分に当たるハッチカバーの生産量は日本一(左上・右)
リーダーズコラボレーションの様子。分かりやすい動画にまとめ、後世へ技術・ノウハウを伝承する(左下)

 

ハッチカバー生産日本一

 

愛媛県と広島県を結ぶ瀬戸内海に、7つの有人島と18の無人島が浮かぶ。これらの離島からなる上島町(愛媛県越智郡)に日本一企業がある。1957年創業の「イワキテック」だ。

 

同社は地場産業として造船関連製品や大型クレーンなど鋼構造物を受託製造する。しまなみ海道沿いの愛媛県岩城島、広島県因島と向島に工場を有し、設計から製作、据え付け、アフターサービスまで一貫体制を確立している。

 

主な製造品目は、船倉のふた部分である「ハッチカバー」、自動車運搬船の可動床「リフタブルカーデッキ」、自動車を積み降ろすためのランプウエイ(傾斜路)「Ro-Ro(Rollon – Roll off)装置」など。特にコンテナ船向けのハッチカバーは生産量日本一を誇る。

 

また、重厚長大産業における“3K”(きつい・汚い・危険)のイメージを払拭すべく、安全・清潔な職場づくりに努めるとともに、近年では地域の同業種企業と協力し、工場や製造現場を一般開放して見学してもらう機会を設けて好評を博した。

 

「『モノづくりに徹する』をモットーに励み、昨年(2016年)、創業60年を迎えることができました。これを機に『地域と共生し地域の活性化に貢献する100年企業となる』を新たにスローガンとして掲げ、ステークホルダーから必要とされ続ける企業を目指したい」

 

同社代表取締役社長の山本一郎氏は語る。

 

 

 

1 2 3