Vol.26 角弘

2 / 3ページ

1_miraibanner

2017年11月号

 

角弘 代表取締役社長 小田桐 健藏氏

角弘 代表取締役社長 小田桐 健藏氏

 

役割・ポジションを与え若いうちに一人前に育てる

 

角弘とタナベ経営の付き合いは長い。11代目社長の後藤栄一郎氏が、タナベ経営創業者・田辺昇一の考えに共鳴し、経営者の勉強会「イーグルクラブ」に参加したことがきっかけだ。以来、20年以上にわたり社員教育をタナベに依頼してきた。新入社員教育から戦略リーダースクール、幹部候補生スクールまで、受講対象は全方位にわたる。

 

タナベ経営のセミナーやスクールは「欲しい情報が確実に得られるし、社員はものの考え方を養える」と小田桐氏。外部の協力を得て社内研修を充実する一方、社内では役員が各支店を担当し、本社の方針・考え方を現場へ徹底して落とし込み、社内の統制を図っている。

 

小田桐氏は「年齢に応じた立場を与え、早く一人前になれるように育てる」という考えのもと、従来50代が大半を占めていた支店長クラスにも積極的に30代を登用してきた。その取り組みは、小田桐氏自身が30代で最も大きな弘前支店の支店長を任された経験に基づいている。「若いうちの経験は、個人と会社の両方にとって、後々大きな財産になる」と、身をもって実感してきた。

 

現在は、社内大学「角弘大学」の開校準備の真っ最中だ。大学ではリーダーシップなどのカリキュラムを階層・職種別に提供していく。

 

小田桐氏は「体系的なカリキュラムを通じて社員の知識レベルのばらつきをなくし、人材のレベルアップを図りたい」と言う。社員が知識や技術を身に付けて、じっくりと目の前の仕事に取り組み、会社全体として成長を遂げる。それが、角弘の目指す人材育成の姿だ。

 

 

 

1 2 3