Vol.1 日本郵便 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2015年10月号

 

 

日本郵便株式会社、幼稚園の園長先生方、タナベ経営をプロジェクトメンバーに開発された、幼稚園児を対象としたプロモーション・プログラム「おてがみごっこあそび」。

2014 年度は、約120 の幼稚園でプログラムが導入、実施されました。
プロモーションの目的、手応え、今後の展望をプロジェクト・リーダーである
日本郵便株式会社 切手・葉書室 担当部長 山下健一郎氏にうかがいました。

 

(左)日本郵便株式会社 本社 切手・葉書室 担当部長 山下 健一郎 氏 (右)タナベ経営 SPコンサルティング本部長・SP営業本部長 島田 憲佳

(左)日本郵便株式会社 本社 切手・葉書室 担当部長 山下 健一郎 氏
(右)タナベ経営 SPコンサルティング本部長・SP営業本部長 島田 憲佳

 

 

はがき・手紙離れの現状

 

現在、日本郵便が国内で扱う郵便物数は、およそ220 億通程度です。年々、数億枚ずつ減少しており、皆様も実体験として感じていらっしゃるかと思いますが、手紙や郵便に触れる機会は確実に減ってきています。2014 年度、5,000 人規模のインターネット調査を実施したところ、手紙を書いていない、触れることのないという方が、約半数に達していました。

 

 

手紙、書くことの魅力とは

 

要件を伝えるということにおいては、パソコンやスマートフォンの方が優れているという認識はありますが、一方、手紙がもつ魅力というのは、ライフスタイルや季節感に応じたやりとり、手紙でしか伝えられない特定の相手に対する想い、近況の報告といったところにあると考えています。私たちは、手紙のやりとりを通じて皆様に、文字や絵を伝えることを楽しみ、喜びを感じていただく、また、実際に生活に活かしていただくということを支援している企業ですので、手紙の流通量の減少という課題に対しては、日々、様々な部署で取り組みを行っています。

 

 

これまでの取り組み

 

日本郵便では、過去5年ほどにわたり、小学校、中学校、高等学校を対象としたプロモーションを実施してきました。それぞれ教材を用意し、授業の中で、手紙のやり取りを勉強していただいていますが、現在、小学校では約半数、中学校では約1/4、高等学校では約17%の学校で採用していただいています。そうした中、2014 年度の段階で、幼児と大学生を対象としたプロモーションは未着手の状態でした。

 

 

幼稚園児に向けたプロモーションの意味

 

私自身、日頃、仕事などを通じて若い方々と接する中で、小さい頃から手紙や書くことに親しんでこられた方とそうでない方とでは、コミュニケーションのとりやすさに違いを感じることがあります。また、企業の方からも、新入社員の方々の手紙や郵便にまつわるトラブルのお話を耳にすることがあります。こうしたトラブルも、手紙や書いて伝えるということへの経験の不足が大きな原因となっています。そこで、時間がかかる話ではありますが、より小さな頃から、手紙を書くこと、書いて伝えること、相手に伝わることを楽しい、好きだと感じられるような環境づくりをすること、また、それを継続的に経験していける仕組みをつくることが大切だと考えています。

 

 

タナベ経営を選んだ理由

 

幼児を対象としたプロモーションに取り組むことになりましたが、そもそも私たちは、幼稚園がどういうところなのか、園児の皆さんがそこでどのように過ごしているのかもよく知らないような状態でした。そうした中で、東京都幼稚園連合会さんとのつながりもあるタナベ経営さんと一緒に、現役の園長先生たちと直接お話をさせていただきながら、幼児を対象としたアプローチを考え、プログラムの開発を行うことができるということが大きな魅力に感じました。

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