vol.7 UDトラックス × タナベ経営SPコンサルティング本部

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2016年4月号

 

 

ありきたりなグッズからの脱却

 

同社は2007年、日産グループから離れ、スウェーデンのボルボ・グループの子会社となった。そして社名を現在のものへ変更すると同時に、ノベルティーグッズの一新を図った。その際、河合氏はタナベ経営のカタログを見て、「価値あるアイテム提案が可能ではないか」と感じたという。

 

同社にとって、ノベルティーグッズは重要なコミュニケーションツールという位置付けだ。しかし過去のアイテムは、ボールペンやボックスティッシュなど、低コストで量産できるものが主であった。

 

「なるべく安価で目立ち、たくさん配れるものにしたい」というのは、ノベルティーグッズに対する企業共通のニーズである。だが、結果として顧客の印象に残りにくいグッズが完成する。また、コストを安く抑えるため一度に大量生産を行うことから、在庫リスクが常に伴うというパターンに陥ることが多い。

 

予算を投じる以上、売り上げやCS(顧客満足度)向上に貢献するノベルティーグッズであることが理想だが、それを顧客が受け取ることでいくら売り上げが上がったのかは数値で判断しにくいのも事実である。

 

同社はノベルティーグッズづくりにおいて、「受け取るお客さまは誰なのか」、すなわち顧客目線を持つことに重点を置いた。そして米国レザーマン社製の多機能ツールや、皮をあしらったキーリングなど、高級感あふれるアイテムを開発した。

 

「当社のお客さまのほとんどが、購入決定権を持つ経営者クラスの方々や、ドライバーさんたちです。ある程度、年齢の高い男性が多いので、多少コスト高になっても、大人の男性が持って遜色のない重厚感を特に意識しています」(河合氏)

 

UDトラックスの海外向けトラック『Quester(クエスター)』

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