vol.7 UDトラックス × タナベ経営SPコンサルティング本部

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2016年4月号

 

 

サプライヤー任せにしたくない

 

現在、同社はタナベ経営を含めた数社にノベルティーグッズをオーダーしている。サプライヤーの選定においては、信頼関係を築きながら共に歩むという姿勢を崩さない。

 

「案件があるたびにサプライヤーを変えるといった、その場限りの対応では根本的な課題の解決につながりません。私たち発注側は、自分たちの要求に的確に対応してくれるサプライヤーを厳選する力を養い、共に歩み、汗をかいて努力すべきです」(河合氏)

 

中でも、タナベ経営との関係は5年以上継続している。河合氏に、タナベ経営に依頼するメリットを聞くと、「コンプライアンス意識の高さ」が挙がった。

 

「このアイテムにロゴを入れたい」といったピンポイントオーダーが可能な点や、皮革製品の委託工場(香港)を通じて小ロットでもオリジナルグッズを作成できる点はメリットだが、製品によっては他社の方が安く、より短納期の場合もある。

 

「しかし、安ければ良いわけではありません。ビジネスパートナーとして信頼できるだけのコンプライアンスへの意識の高さがなければ、取引をすることはできませんし、それこそがタナベ経営のコア・コンピタンスだと感じています」(河合氏)

 

左から河合氏、タナベ経営 庄田、吉岡

左から河合氏、タナベ経営 庄田、吉岡

 

 

 


 

課題は効率的なシステムづくり

 

UDトラックスとタナベ経営の共同作業は、次のステージへと進化し始めている。

 

ノベルティーグッズの製作で悩ましいのは、前述した通り、在庫を抱えてしまうことだ。UDトラックスが製作したグッズは、同社の販売会社が必要に応じて購入する。そのため、よく売れるものと、あまり売れないものが出てしまうのだ。

 

そこで同社が新たに導入したのが、「この指とまれシステム」と呼ばれる仕組みである。イントラネット上でグッズの写真や内容、ロット当たりの価格などが閲覧できるため、販売会社は必要に応じて発注できる。小ロットかつ短納期で対応できるのが大きな特徴で、2016年2月から本格的に稼働を始めた。

 

このシステムを導入することにより、各販売会社の営業担当者からの注文に迅速に対応できるだけでなく、注文状況を常に把握し、動向をデータ化しながらニーズをくみ取ることができる。そして何より、在庫リスクを軽減できるというメリットは大きい。

 

河合氏は「この指とまれシステム」をベースに、ノベルティーグッズ製作に伴う作業の効率化を図りながら、アイテムを増やしていきたいと考えている。

 

「今後は、客観的な判断基準となる数値データをもとにしたアイテムの動向調査にも力を入れたいです。そうした数値データの分析は、コンサルティング会社の得意とするところではないでしょうか。当社の顧客である営業担当者にも納得してもらえるような明確な指針づくり、判断基準となるデータづくりに力添えをいただきたいですね」(河合氏)

 


 

 

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製作に当たっては、グッズを扱う現場担当の方々の意見を聞き、おのおののステークホルダーに納得いただけるよう、費用対効果が高い作品づくりを追求しました。お客さまの求める「高品質かつシンプルなデザイン」というコンセプトの具現化に特にこだわり、活用度の高いグッズが完成しました。今回のように社名変更に合わせたノベルティーグッズ製作は、新社名や企業イメージの周知にも大変効果的です。

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