vol.10 ロッテ × タナベ経営SPコンサルティング本部

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2016年7月号

 

 

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商品へのより深い理解を

 

デンタルサポートガム分野において、キシリトールガムはトップシェアを誇る。消費者の認知度も極めて高い。

 

ロッテは、消費者に商品をより理解してもらうため、日本歯科医師会、日本学校保健会、日本学校歯科医会など、歯科医の団体からの推薦を受けて、テレビCMなどで啓発活動を展開。清水氏は「再石灰化の仕組みと働きをより深く理解していただき、歯の健康のために多くの人にキシリトールガムをかんでいただきたい」と語る。

 

子どもの頃からキシリトールガムの習慣を

 

現在取り組んでいるのが、2013年にスタートした「サポーター幼稚園活動」だ。同社では、1997年にキシリトールガムを導入した当時、歯科医の協力を得て、幼稚園へのキシリトール啓発活動を行っていた。キシリトールガムの発売から15年が経過した当時、あらためて原点に立ち返ろうということになり、キシリトール啓発活動を行いたいと考えていたという。その頃タナベ経営SPコンサルティング本部から「キシリトールガムのサポーター幼稚園をつくりましょう」とキャンペーンの提案があった。

 

日本の人口減少とともにガムの消費人口も減少する中、子どものうちからキシリトールガムに触れて、歯の健康のためにかんでもらおうと考えたのだ。当初は「ガムをかむのは行儀が悪い」「のどに詰まらせたら大変だ」などのクレームが出ることも想定したが、実際にPR活動を始めると、むしろ積極的に協力してくれる幼稚園が多く、驚いたという。

 

2013年のテスト実施を経て、翌14年に東京都内96園で活動をスタート。現在は全国600以上のサポーター幼稚園が協力している。サポーター幼稚園には、試供品のガムとともに、教室に掲示できるアルファベットの学習用一覧表も配布している。

 

ロッテ マーケティング統括部 清水 成家氏

ロッテ マーケティング統括部 清水 成家氏

 

 

 

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