vol.12 ブラザー販売 × タナベ経営SPコンサルティング本部

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2016年9月号

 

新たな手作りファンの創造が急務

 

かつて家庭用ミシンの国内年間販売台数は200万台に上った。それが現在は、前述のように縮小している。顧客の中心は子育てを終えた世代であり、若い世代の開拓が欠かせない状況だ。

 

一方、製品の高機能化は格段に進んでいる。周知の通り、ブラザーグループは情報機器や事務機器、工作機械などを総合的に手掛けており、ホームファッション機器事業部が扱う製品にも、それらの技術が生かされている。例えば、写真が刺(し)しゅうできる高機能ミシンや、スキャナーを内蔵し、本体だけで紙や布を好きな形にカットできる『スキャンカット』など、手作りの可能性を広げる製品づくりは得意分野だ。

 

「製品ラインアップだけでなく、ユーザーサポート機能も以前より充実していますので、若い方にも作る楽しみを感じながら使っていただきたい」と安井氏。さらに同事業部の営業部・営業推進グループマネージャーの高瀬豊和氏は、「市場を広げるには、継続的に使ってもらうことや、より好きになってもらうことが大事。それには、ユーザーが時間や手間をかける目的と理由に着目したサポートが必要です」と話す。

 

高機能化したミシンや新しいユーザー価値を提供するスキャンカットを、いかに新規の手作りファンの創造につなげるか――。その課題解決に向けた取り組みを紹介したい。

 

ブラザー販売 ホームファッション機器事業部 営業部 営業推進グループ マネージャー 高瀬 豊和氏

ブラザー販売 ホームファッション機器事業部
営業部 営業推進グループ マネージャー
高瀬 豊和氏

 

 

 

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