vol.16 ワーナー ブラザース ジャパン × タナベ経営SPコンサルティング本部

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2017年1月号

 

タイアップでヒット作をつくる

 

左から菅野氏、タナベ経営 小谷、吉岡

左から菅野氏、タナベ経営 小谷、吉岡

 

数々の人気映画を配給してきたワーナー ブラザース ジャパン。ヒット作を生み出すためにプロモーションは不可欠だが、その手法が大きく変化しようとしている。過渡期を迎えた映画プロモーションを読み解く鍵は「脱予告」と「コラボ」にあった。

 

 

米メジャー映画会社ながら本格的な邦画配給に乗り出す

 

言わずと知れた米国の大手映画会社であるワーナー・ブラザースは、1923年にワーナー4兄弟によって設立された。往年の映画ファンにはなじみの深い『カサブランカ』、『スーパーマン』シリーズ、『ダーティハリー』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズなど、時代ごとにヒット作を配給してきた。

 

日本法人が設立されたのは1992年。その後、米メジャー映画会社として初めて本格的な邦画の製作・配給にも乗り出す。『デスノート』『るろうに剣心』などの大ヒット作を次々と生み、邦画配給の興業収入は洋画とほぼ同額を誇るまでに成長している。

 

「今や邦画の配給なしに当社は成り立たないほどです。随分前から若い人たちの間で洋画よりも邦画への関心が高まってきています。また、映画を宣伝するプロモーションの在り方も大きな変革期を迎えているといえます」

 

現在の映画業界の動向を説明するのはワーナーブラザースジャパンの菅野泰史氏(マーケティング本部アシスタントマネージャー)。今後は旧来、映画の公開時に取られてきた手法とは異なるアプローチの必要性を感じているという。

 

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