vol.21 サンケイリビング新聞社 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

3 / 4ページ

2017年6月号

 

リアルでのアプローチを進め企業と読者をつなぐ

 

母親たちへの情報発信手段として、同社では紙やWebに加え、「リアル」の場も重視する。具体的には、商品やサービスを体験できる園内でのサンプル配布やプロモーションに加え、毎年「あんふぁんフェス」として大規模なイベントを開催し、読者と企業の出会いの場を創り出している。

 

2016年7月に開催した「夏フェス」には、多数の応募の中から抽選で選ばれた1423家族(5078人)が来場した。2017年1月から2月にかけて大阪と東京で開催した「春フェス」でも、協賛企業のブースに終日行列が続く盛況ぶりだった。

 

「特に体験型のブースには多くの方が並ばれていました。最近は子どもの自主性を重んじる傾向が強く、さまざまな本格体験をさせて、その中から自分の好きなこと、関心のあることを見つけて伸ばしてあげたいと考える保護者が増えています。企業による体験型イベントに人気が集まるのも、こうした背景が影響しているのではないでしょうか」(植田氏)

 

子どもが楽しめて、親子の思い出になる体験は、紙やWebでは提供が難しい。子どもの喜ぶ顔は親にとって「プライスレス」(お金で買えない貴重な価値)であり、そうした場を提供してくれた企業に対する親のイメージは確実に増す。

 

「すぐには消費につながらなくても、子どもとの体験を通してなじみになった商品・企業は、認知度や親近感は格段に上がります」(植田氏)。こうした理由から、同社は今、リアルでのアプローチを積極的に行っている。

 

時代に合わせた形で、生活を豊かにする情報を確実に届けるサンケイリビング新聞社。今後もオンリーワン企業としての存在感を放ち続けていくことだろう。

 

あんふぁん春フェス2017 (写真は東京会場、参加者数は東京・大阪で合計5526名)

あんふぁん春フェス2017
(写真は東京会場、参加者数は東京・大阪で合計5526名)

 

1 2 3 4