vol.27 エムオーテックス × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2017年12月号

 

外部攻撃対策や海外展開を加速

 

情報セキュリティーのリスクは、内部からの情報漏えいにとどまらない。とりわけ、昨今は悪質なソフトウエアやウイルスなどが日々大量に拡散され、猛威を振るっている。それだけに、外部脅威対策へのニーズは世界的に高まっている。

 

こうした中、同社は2016年5月、米国のサイバーセキュリティー大手・サイランス社とOEM契約を結び、7月には外部脅威への安全対策ツール「プロテクトキャット」の販売を開始した。

 

この製品は、外部脅威であるマルウェアか否かをAI(人工知能)で瞬時に判断し、感染を防げるのが特徴。マルウェア検知率は99.7%※2で、ウイルスごとにシグネチャ※3が必要な他社ウイルス対策ソフトの検知率の3倍以上と、圧倒的に高い。内部からの情報漏えい対策だけでなく、今後はこうした外部脅威対策も含め、トータルでセキュリティーツールを展開する。

 

また、海外事業にも力を入れる方針だ。もともと操作ログ管理は日本特有の管理手法だが、昨今はアジアでも需要が高まっている。外部脅威対策にも世界中からニーズがあり、これらのグローバル展開を拡大していく。

 

創業以来、一貫してネットワークセキュリティーツールを開発し、製品力・技術力を高めながら、着実にシェアを拡大してきたエムオーテックス。「製品の広がりもそうですが、会社としてのブランド力をもっと高めていきたいと思っています。キャラクターなどの展開を通じて『誰もが知っている会社』になり、ツールを使っていない方も含め、多くの方にファンになっていただくことが理想です」と坂本氏は言う。

 

ゆるキャラを活用したブランディングで、「誰もが知っている会社」になる日は、そう遠くはないだろう。

 

PROFILE

 



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