Vol.2 住まいと暮らし編
敷島住宅 × タナベ経営

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Vol.2

 

 

市場変化を柔軟に捉え 100 年企業へ歩み進める

 

 

浜岡 次世代リーダー育成への取り組みを聞かせてください。

 

奥谷 10年後は、現在 40 代前後の中堅社員が中心になって事業を展開します。その世代に向けて 2014 年から当社のビジネススクールで教育を始め、10 年後の事業戦略や組織、財務などをどうしていくかを自分たちで検討してもらっています。メンバーはタナベ経営の幹部候補生スクールに参加した者の中から選抜しました。

 

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立命館大学卒業。金融機関勤務後、2000 年敷島住宅に入社。支店勤務の後 2006 年 総務部長を経て 2010 年より現職。

 

浜岡 継続的な教育を施す中、 その成果を感じる部分は?

 

奥谷 社員の意識が大きく変わり、自ら行動できるようになりました。朝礼の雰囲気も 10 年前 とは全く違います。

 

川島 今まで、2年ごとに新卒を採用してきました。まっ白な状態で入社し、経営理念やフィロソフィを学ぶ中で使命感を持つのが理想的ですね。「地域に密 着し、じっくり社会に貢献していきたい」と願望する若い人が増えました。

 

藁田 経営理念の「生活者と地域に貢献する新しい住文化の創造」に適合しますね。

 

川島 それをシンボライズした のが、当社のロゴタイプ。最近 は TV コマーシャルを始めたので、一般の人が当社のロゴを目にする機会も増えたと思います。気付かない人も多いでしょうが、「shift sure sensitive since 1962」という英文がロゴの下にあります。「市場が変われば、われわれも変わります」と宣言しているのです。

 

 

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企業ロゴの「shift sure sensitive」には、「変化 に挑戦し続ける」という思いが込められている

 

 

藁田 社長の思いが込もったインナーブランディング(内向きのブランディング)とアウターブランディング(外向きのブランディング)がうまく構成されていると感じます。設立から 53 年が経過し、100 年企業が見えてきました。その実現に向けた思いを聞かせてください。

 

川島 「shift sure sensitive」です。10 年後は大きなうねりに対応して理念が変わり、社名も敷島住宅ではなく敷島になっているかもしれません。「住まい」というキーワードは変わらないと思いますが、変化に挑戦してほしい。

 

藁田 ドメスティックな業種だからこそ、変えるべきところは変えながら、社会への貢献や課題解決をしっかり行うソリューション型企業を確立していくのですね。人口が減ることで、モノを買うという消費マーケットは縮小していく一方、課題マーケットは拡大していきます。課題を解決するビジネスで新たな市場を築くチャレンジが、ドメスティックな内需型産業には求められます。時代の変化を先取りして、ファーストコールカンパニーを目指しましょう。

 

 

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