Vol.17 丸千代山岡家 × タナベ経営

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2017年2月号

 
上場後に経営危機

 

原 いまや北海道に45店舗、その他のエリアに100店舗超を展開されています。また、2006年にはジャスダックに上場。ここまでの成長は、明確な目標がなければ達成できなかったと思います。

 

山岡 10店舗になったときに20店舗にしようと思い、30店舗を実現できた時に、知り合いのアドバイスもあって上場を目指そうと決めました。上場した一番の理由は、会社を安定させて従業員に安心を与えたかったから。外食産業の大きな悩みである、人材採用面のメリットを視野に置いたこともあります。

 

原 上場後、経営危機に見舞われたこともあったそうですね。それを乗り越えるため、当社にお声掛けをいただいたと記憶しています。

 

山岡 創業から数えると、これまで3回ぐらいは危機がありました。直近では、2011年ごろ(2012年1月期)です。積極的な出店攻勢が裏目に出て赤字店舗が増え、決算を締めてみると、上場後初めて全体利益(当期純利益)がマイナスに陥ってしまった。これは何とかせねばと、タナベ経営にアドバイスをお願いしたわけです。

 

原 当初、かなり厳しいやりとりが当社との間でありました。

 

山岡 「不採算店は閉めなさい」「出店をやめなさい」など、それまでの当社方針を覆すようなことをズバリと言われましたから。中でもつらかったのは、当社の将来に不安を感じた社員が数名退職した時で、まさに断腸の思いでした。しかし、おかげで業績を回復することができました。今はタナベ経営に感謝しています。

 

齋藤 どんな企業も、それまでうまくいっていた経営をやめるときには、ためらってしまうものです。ですが、山岡社長は素早く決断され、実行に移されました。過去を捨て、新たな経営を始めるまでのスピーディーな動きが、業績回復の鍵になったのだと思います。

 

濃厚なスープと極太麺が癖になる、個性的な味で人気を集める山岡家のラーメン

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