Vol.22 食改善で「真の健康」を提供
“軸のぶれない経営”で成長
玄米酵素 × タナベ経営

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2017年7月号

 

食改善で「真の健康」を提供

“軸のぶれない経営”で成長

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現代の食事に不足しがちな栄養をバランス良く補う『ハイ・ゲンキ』を中心に、堅実な成長を続ける玄米酵素。
創業から46年、全国各地にファンを広げた鍵は、年間1万9000回以上開催するセミナーを通したダイレクトコミュニケーションにある。

 

「玄米酵素」との出会いが転機に

 

長尾 北海道札幌市に本社を置く玄米酵素は、看板商品である『ハイ・ゲンキ』を中心に健康補助食品の製造販売で成長を続けていらっしゃいます。私自身も愛用しております。

 

鹿内 うれしいですね。お客さまの役に立っていることが一番です。

 

社名でもある「玄米酵素」は、玄米と胚芽、表皮を麹菌で発酵させて作る健康補助食品で、消化が良く玄米食以上にバランス良く栄養を摂れるのが特長。添加物を一切使用していませんから、小さなお子さまから妊娠中の方まで安心して食べていただけます。

 

長尾 玄米は健康に良いと分かっていても、白米を玄米に置き換えるのは難しい。玄米酵素であれば続けやすいですね。

 

鹿内 創業者の岩崎輝明も同じ悩みを抱えていました。自身と家族の健康面に不安を抱えていた岩崎は、ある人から食生活の改善を勧められて主食を玄米にしたところ、体調がみるみる良くなったそうです。ただ、当時はすでに白米が中心でしたから、幼い子どもがいる家庭で玄米食を続けることは簡単ではありませんでした。

 

そうした折、「酵素研究家の岡田悦次氏が、玄米を麹で発酵させることに成功した」と耳にし、すぐに彼を訪ねて1971年に玄米酵素の共同開発をスタート。自分や家族が助けられた玄米を世間に広めることで、世の中の役に立ちたいと考えたわけです。こうした意識と行動力は、創業者の偉大なところですね。

 

長尾 高度経済成長期を経て、日本でも家庭料理の西洋化が急速に進み、生活習慣病などの健康問題が顕在化し始めていた頃でしたから、時代に合った商品といえます。

 

鹿内 しかし、創業当初は苦労したようです。サプリメントが今ほど浸透していない時代で、一軒一軒訪問して玄米酵素を販売していました。今思えば気の遠くなる仕事ですが、それでも商品の良さが認められて徐々にクチコミで広がっていきました。

 

そうした中、1982年に中曽根康弘元首相がハイ・ゲンキを愛用されていることがメディアに取り上げられました。当時、中曽根元首相の健康の秘訣を聞かれた奥さまが当社の商品名を挙げたところ、問い合わせが相次いだのです。これが1つの転機になりました。

 

長尾 社長室に飾られている、中曽根元首相からのお礼状を拝見しました。国を担う政治家として、健康管理に人一倍気を使われているのですね。

 

 

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