Vol.22 食改善で「真の健康」を提供
“軸のぶれない経営”で成長
玄米酵素 × タナベ経営

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2017年7月号

 

成長の鍵を握る共感力

 

川島 創業者から会社を引き継いで6年目に入りました。今後の展望をどう捉えていますか?

 

鹿内 玄米酵素だけが伸びればいいとは思っていません。サプリメントはいまだに有象無象の世界で、効果や広告表示にはいかがわしい部分も散見されるのが現状です。そうしたイメージを変えていくためにも、「国民の健康を守っている」という誇りと信念を持つ企業が一緒になって環境づくりに取り組む段階だと思います。効果に対するエビデンス(科学的根拠)の提示や、成分表示の厳格化を含めた基準の一元化も必要でしょう。

 

長尾 玄米酵素は、理念が戦略や行動に徹底されています。経営において理念は変えてはいけないものですが、伝え方は時代に合わせて変えていくことも必要です。

 

鹿内 おっしゃる通りで、真の健康を届ける上で、これまで以上にセミナーを増やしてお客さまとより密接にコミュニケーションを取っていく所存です。一方、新たな事業としてクリニック経営を視野に入れています。初めから薬に頼るのではなく、まずは食事を見直すことで健康を目指すような食養生を主眼に置いた病院です。

 

川島 4年後の50周年、さらにその先に向け、次世代の幹部・リーダーの育成にも力を入れておられます。

 

鹿内 創業40周年を超え、次世代の事業を担う人材を育成する必要性を強く感じていました。そこでタナベ経営に指導いただき、1年半のスケジュールで次代の役員候補、幹部候補を育成する「次世代ボード研修」を実施しました。

 

それまでは社員教育をなかなか整備できず、OJTが中心だったので、どうしても狭い視野でしか物事の判断ができない課題を感じていました。研修を通して、経営の基本を学ぶだけでなく、会社の将来の姿を幅広い視点で考えることができるようになってきています。

 

川島 現在では、女性リーダーの育成にも力を入れておられます。

 

遠藤 次世代ボード研修を実施してから、社内の女性メンバーからも「リーダーとしての基本を学びたい」という声が上がりました。当社はこれまで共感力を強くして成長してきた会社ですので、女性社員にもそのような期待を込めて現在、タナベ経営に「女性リーダー研修」の実施をお願いし、指導いただいているところです。

 

鹿内 お客さまと一緒に考え、分かち合う能力は男性よりも女性の方が秀でています。今後は計数管理やマネジメント力を身に付けて、女性リーダーにもどんどん活躍してもらいたいと考えています。

 

長尾 戦略や人材育成、実績の全てを貫く経営理念が徹底されていることに、いつも感心させられます。本日はありがとうございました。

 

次代を担う女性リーダーの育成に力を入れる

次代を担う女性リーダーの育成に力を入れる

 

 

PROFILE

  • ㈱玄米酵素
  • 所在地:〒001-0012 北海道札幌市北区北12条西1丁目1-1 第1酵素ビル
  • TEL:011-736-2345
  • 創業:1971年
  • 資本金:1億円
  • 売上高:27億円(2016年12月期)
  • 従業員数:87名(2016年12月現在)
  • 事業内容:健康補助食品「玄米酵素」、「自然化粧品」、「自然食品」の販売
    http://www.genmaikoso.co.jp/

 

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