Vol.27 ブランド品買い取りビジネスの新時代を開拓
エコリング × タナベ経営

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2017年12月号

 

ジュニアボードでダイヤの原石を発掘

 

森田 人材育成の柱となった「エコリング大学」についてお聞かせください。

 

桑田 エコリング大学を始めたのは8年ほど前です。中途採用者が増えたので教育水準に凸凹が生じ、「上司の言っていることが理解できない」という声が上がったので、まず当社の共通言語を教えようと開設。業界用語や独特のビジネス用語を習得させました。その上でさまざまな課題にチャレンジさせ、ディスカッションを重ねる中で、やる気を引き出すことに努めました。

 

エコリング大学には、カリキュラムはありますが、シナリオやマニュアルは用意しませんでした。講師を務める社員には「好きなように教えていいが、エコリングの経営理念が宿っている教え方をするように」と伝えました。なお、現在は中途採用を中止しているので、エコリング大学は活動していません。

 

土井 ジュニアボードについてもお聞かせください。

 

桑田 私は常々「組織は大きくなったが、事業計画書に現場の意見が反映されているのだろうか」という危機感と、「優秀な若手社員を幹部会に入れたら、どのような発想をするのだろう」という期待を抱いていました。タナベ経営から「ジュニアボードを実施することで現場の意見が経営計画書に反映される」と提案を受けたので、導入を決めた次第です。

 

一番の収穫は、ジュニアボードのメンバーが私より優秀だと分かったこと(笑)。ジュニアボードの活動を通して一人一人のポテンシャルが手に取るように分かり、「当社はすごいポテンシャルを有した社員を抱えている。その力を100%引き出すのは社長である自分しかいない」という責任感をひしひしと感じました。ジュニアボードを通じて発掘した「ダイヤモンドの原石」を、磨いていきたいですね。
 
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タナベ経営 コンサルティング戦略本部 部長 チーフコンサルタント 森田 裕介
大手アパレルSPA企業での経験を生かし、小売業の事業戦略構築、出店戦略、店舗改革を得意とする。理論だけでなく、現場の意見に基づく戦略構築から実行まで、顧客と一体となった実践的なコンサルティングを展開。「お客さまに喜んでいただけるまで妥協しない」をモットーに、業績向上を図っている。
 
 

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