2024年度 企業価値向上に向けた取り組みに関するアンケート
GLOSSARY

類似取引比準法

類似取引比準法

類似取引比準法とは、M&Aの対象となる企業を評価する際、類似する複数のM&A事例の取引額をベースに各種倍率を算出し、それと比較して買収価格を算定する評価法である。同じ業界内で多数のM&A実績があり、その際に用いられた何らかの指標が業界内で取引価格のベースとなる慣習として定着しているような場合(たとえばインターネット広告サイトによる「ページビュー×単価」といった指数)には有効な手法である。
ただし、M&Aが過熱している業界ではこうした慣習による取引には多額の買収プレミアムが加味されがちであることから、買収価格が高騰し、類似上場会社比較法と比べて評価の適正性が不透明な場合があることに留意が必要となる。

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