2024年度 企業価値向上に向けた取り組みに関するアンケート
GLOSSARY

営業権とは、無形の財産的価値を有する事実関係であり、会社法上の「のれん」と同じものと考えられている。会社が長期間にわたって収益を上げるために重要となる無形固定資産のため、会社にとって大きな価値のあるもので、M&Aなどでは高く評価されるケースもある。会社が積み上げてきたノウハウや従業員・取引先との関係性、ブランド、顧客リスト、特殊技術、立地条件なども営業権の一部といわれている。

営業権では買収対象企業の純資産にプラスアルファの価値を加算して考える。純資産と営業権を完全に分けて考え、営業権の部分の価値を、ブランドやノウハウ、従業員のスキルのような無形固定資産から算出し、純資産にプラスしてM&A価格を決定するということである。(純資産+営業権=M&A価格)

営業権の評価方法は年買法(年倍法)、超過収益還元法、DCF法、類似企業比較法、実査査定法の5種類が一般的に利用されている。M&Aでは営業権の価値を高めることが重要であり、人望や地域への貢献度なども大切にすることも価値を高める重要なファクターである。

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