人事コラム
人事制度

ニューノーマル時代のキャリア開発

ニューノーマル時代において、キャリア開発をどのように考えるべきか

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ニューノーマル時代に必見の
キャリアデザインとキャリアドリフト

自律的発想で向き合うキャリアデザイン

自律的発想で向き合うキャリアデザイン

「ニューノーマル時代」はキャリアに対する考えを本格的に見直す好機であり、自らの労働観や人生観と再度向き合い、どのような意味づけが出来るかを考える時期にあると言える。
従来は会社がすべてを与えてくれるような他律的発想でのキャリア開発(異動・転勤・役職登用)が中心であったが、これからは、自らがどのような専門性や存在価値を発揮し、社会や企業に価値発揮できるのかを考える自律的発想でのキャリア開発(自らの人生・生き方・働き方)を行っていくことが重要である。
これに伴い、企業側も自律的発想を促し、社員が自ら価値発揮出来る環境(仕組み)を整える必要がある。

あえて流れに身を任せるキャリアドリフト

あえて流れに身を任せるキャリアドリフト

上記で記載したように、自らが自律的発想でキャリア開発を行っていくことは重要であるが、一方でこれだけでは不十分なのがキャリア開発である。なぜなら個人のキャリアの80%は予想できない偶発的な出来事によって成り立っているという計画的偶発性理論が示すように、今回のコロナもまさにその一つであると言える。
大切なことはコロナ禍であっても本質を見失わず、自らの人生におけるキャリアの方向性を定めたうえで、キャリアの節目以外はあえて流れに身を任せて(キャリアドリフト)、あらゆる出来事をチャンスとして受け止めることである。企業の人事においても、キャリアドリフトに対するリテラシー(知識)を高め、社員に対して理解・納得を促すことが大切であると言える。※計画的偶発性理論(John D. Krumboltz)※キャリアドリフト(金井教授)

この課題を解決したコンサルタント

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