2017.09.29

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2017.09.12 tue

DOMAIN&FUNCTION

住まいと暮らしビジネス
成長戦略研究会

REPORT
日目

09.12 tue

住まいと暮らし分野で成功するビジネスモデル

講義株式会社新建新聞社
代表取締役三浦祐成氏
学びのPOINT

①住まいと暮らし分野で成功するための10のマクロ視点として、具体的には「生産力>販売力」「自律>管理」「製販分離」などが挙げられる。
②ブランド=PR(個性・差別化)+評判(口コミ・言行一致・継続的顧客満足)、顧客のファン化、コミュニティ化を促し『増信増益』。
③成功するビジネスモデルは、ライフスタイルブランド化、コラボレーション、買いやすさの再構築。加えて、アメーバ経営、適正事業規模を意識することが不可欠。

KPI年間20棟の受注で2年待ち!

ある住宅メーカーは住宅の販売/設計・管理/施工と各工程を数社で分離。複数の工務店を巻き込んでそれぞれの長所を利用しながら1つのブランドを形成。
日目

09.12 tue

小口・提案工事で72億!

講義島根電工株式会社
代表取締役荒木恭司 氏
学びのPOINT

①小口工事の市場は価格競争になりがちであるが「住まいのお助け隊」は心から信頼される関係作り、専用システムによる見積・提案のスピードで他社と差別化。
②大手ライバルとは総力戦でなく、一騎打ちで戦う。特定の地域、商材での局地戦に持ち込んで勝ち、商圏を拡げていく戦略。
③ノウハウやシステムだけでは成果は出ない。時間をかけて醸成した企業文化が一番の成功要因である。

KPI5万円以下の工事比率70%!

開始当初は社内でも反対された「住まいのおたすけ隊」。荒木社長の確信通り、今では小口工事の売上が35億円に達し、グループ売上の4分の1を占めるまでに成長。

事業クオリティを高めるポイント (タナベ経営 常務取締役 中村)

①未来の当たり前から考える 3「D」革命
 ダウンサイジング/デジタル/ドメイン
②サービスブランドをつくる
③「働きがい」への投資を優先する

日目

09.13 wed

自分たちの暮らしを自分たちでつくる幸せ。

視察&講義株式会社大都
代表取締役山田岳人 氏
学びのPOINT

DIYャー企業"大都"の挑戦
①ホームセンター市場のうち、半分の2兆円はDIY市場。大都はDIY「体験」を販売することで他社と大きく差別化。
②アマゾン等の他社サイトへは広告感覚で出店。自由度が高く、収益の高い自社サイトと上手に使い分け。
③衣食住のうち、衣食の情報、選択肢は充実しているが、住だけは情報が少なく自由な選択ができない。逆を言えば、絶対的な情報を提供できれば集客できるということ。

KPI月間3万人来店!SNSが60%!!

DIYスクール会員数は860名以上。スクールを含むコミュニティ事業の売上が全体の4割。PRはしておらず、生徒が自発的にSNSで発信することで情報拡散。

Voice 参加者の声
常に変化し続けなければ、会社の発展はないと感じた。現状維持は衰退のはじまりだと再確認した。

不動産業・社長
売上・利益は重要ですが、大切な自社の社員があってこそ成し遂げられるものです。社員を最優先したいと思いました。
建設業・社長
無料DIY体験
NEXT TIME

①20年で17,000棟以上のカナダ輸入住宅を普及「セルコホーム」様
②アパマンショップグループ内契約件数第1位の「山一地所」様 
③第2回「ホワイト企業対象」人間力賞受賞「こんの」様