2018.10.03

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2018.09.13 Thu

DOMAIN&FUNCTION

戦略CFO研究会

REPORT
1日目

09.13 Thu

先を見通す目と改革を断行できる存在がCFOである

講師一般社団法人 日本CFO協会
副理事長川上 徹也 氏
学びのPOINT

①一番のコストは「時間」である。衰退する企業の中には、摩擦や無駄な内部議論が蔓延している。これを破壊する必要がある。
②『改革』とは、「核心を突くこと」・「スピード感を持つこと」・「5W2Hを明確にすること」である。
③リーダーには、「Clean Hands・Cool Head・Warm Heart」が重要である。
・リーダーは言行一致であれ。
・冷静に数字に基づいた判断をせよ。
・そして、相手の気持ちがどれだけ分かるかを重
 視せよ。

KPI本質的・中長期的・多面的に判断することが
CFOの要諦である

社長の言葉をそのまま発信するのではなく、自身で咀嚼し自分の言葉で語れるようになることが社員に対する説得力を生む。(My Storyを持つこと)
1日目

09.13 Thu

戦略的提言を行い財務数値を動かす能動性がCFOには必要

講師一般社団法人 日本CFO協会
主任研究委員高原 宏 氏
学びのPOINT

①事業環境のパラダイムシフトの理解は、事業部との折衝や業績の説明責任の観点からCFOに不可欠である。
②会計の4つの領域(財務会計・管理会計・資金会計・税務会計)のすべての領域の知識・専門性が必要。
③難しい事象をトップに、わかりやすく論理的に説明できる能力が必要。
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KPI4つの会計領域を統合した
CFO組織でトップに戦略的提言を行う

【4つの領域でのKPI設定で会計領域にプラス評価を
①財務会計
 営業利益、経常利益、純利益
②管理会計
 計画利益、増分利益、機会損失、EBITDAなど
③資金会計
 営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー
④税務会計
 実効税率、残余利益 etc...
財務数値を動かすためには、目的・情報・貢献意欲を共有できる統合されたCFO組織が必要。
Voice 参加者の声
CFOとしての役割や心得など分かりやすく説明頂いた。時の流れに左右されにくい、会社づくりと何か起こった時に改革が出来る強さを身につけていきたい。
能動的に課題提言をする重要性を学べ、何をやるべきかの決意が出来た。
会計領域の難しい内容を易しく説明する力を身につける必要があると感じた。