2018.02.16

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2018.01.30 tue
2018.01.31 wed

DOMAIN&FUNCTION

建設ソリューション
成長戦略研究会

REPORT
日目

01.30 tue

中小・中堅建設業におけるICTの取組事例
~ICTがこれからの建設業を変える~

講義株式会社砂子組
企画営業部長兼ICT施工推進室長真坂 紀至 氏
学びのPOINT

①ICTツールだけでは建設業の生産性は高まらない。ICT活用はあくまで生産性向上の手段であり、人やチームが目的を果たすために活用する視点が必要。ツールを活用して、個人やチームのマインドを変える。
②生産性向上のためには、自社単独での取り組みだけでなく、施工に関わる他社や発注者などとの連携によって、工程の無駄を省く。発注者や協力業者を巻き込んで、企業や役割を超えたチーム結成する。
③ボトルネックとなっている部分に集中してIT活用し、効率化を図ることが、工期短縮&コスト削減のインパクトが最も大きい。
KPIITツールを活用しての市内65戸
新築分譲マンションの検査業務効率化
3名1組×5班×3日間/5名×5時間

2名1組×5班×3日間/1名×5分
【成果】
▲15人/日削減/▲25時間削減
土木分野での成功事例を建築分野にも展開。
業務効率化によって使用するメンバーの負荷が減ることを実感させ、さらに省力化のためのアイデアが出て業務が効率化していく好循環の実現。
2日目

01.31 wed

「ITソリューションが拓く建設業の未来」
~ITソリューション・パートナーとしての建設現場改革支援~

講義トライポッドワークス株式会社
代表取締役社長佐々木 賢一 氏
学びのPOINT

①映像では、施工プロセスを視覚で直感的に確認することができる。前日の作業内容を30秒でチェックでき、本社・監督者・現場作業員のコミュニケーションを活発化させる。施主への報告の際に安心を提供することも可能となる。
②映像技術の導入で、働き方や働く姿勢が変化する。新工法の作業工程やベテランの動きを記録することで、新人教育や会社の知財として活用できる。
③ICTを活用することで、現場の生産性を改革することができる。投資対コストダウン効果、もしくは勤務時間の効率化がポイントとなる。

KPI投資額と期待効果のバランスが重要!
現場モニタリング技術の導入コストは
100万円以下でも可能(注)

映像技術の導入は、建設業の現場・本部とのコミュニケーションツールにもなりうる。若手育成や職人のノウハウの蓄積、自社のブランディングツール作成等にも活用が可能に。

(注)トライポッドワークス社が提供する、インテリジェント型タイムラプスカメラ・映像解析モニタリングサーバー「ViewCamStation®」の導入コスト

Voice 参加者の声
ICTは必ず拡大する市場。先取りして研究しておく必要がある。

建設業 社長
映像が持つ説得力を活かす時代になっている。現場の働き方、社外への見せ方を検討したい。
総合建設業 課長
NEXT TIME

第4回のテーマはストックマーケット
「建物再生」「ブランディング」をキーワードに先進的な取り組みをしている企業2社に講演を頂きます!