2018.01.10

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2017.12.18 mon

DOMAIN&FUNCTION

食品販売促進
~プロモーション~
戦略研究会

REPORT
日目

12.18 mon

長期的視点で固定ファンをつくる仕組みづくり

講演オタフクソース株式会社
マーケティング部 部長河相 幸一 氏
学びのPOINT

①「商品」×「広告、話題」×
 「営業、販売力」の相乗
1.原材料、素材のこだわり
2.製造工程の見直し
3.販売方法、営業活動
※基本はやはり商品
②市場トレンドに合わせた商品開発
流行に敏感に反応し、商品に落とし込む
お客様の要望を活かし
今あるものを大きく変えるのではなく
未だ見えていない部分を見直しそして磨き込む
(ネガティブならばポジティブへ変える)
③「ユーザー高齢化」への対応
魅力を再認識し、お客様においしさを届ける
モノ売りではなく、コト・体験の提供をし続ける
(美味しい○○を食べたではなく、日常とは異なる〇〇な体験をさせる)

KPIモノ売りではなく「コト」売り
営業活動<普及活動を重視!

■社会環境の変化を捉える
・人口減少:市場の幅、奥行き
・高齢化:量目、健康
・女性就業率:忙しい平日
・世帯構成:単身世帯の増加
・流通小売:チャネル、業態
・IT技術:IoT、FBなどコンテンツ
・社会環境:為替、インバウンド
日目

12.18 mon

他社とは、ひと味違うものをつくる「特色経営」

講演井村屋株式会社
専務取締役 マーケティング本部長中道 裕久 氏
学びのPOINT

①商品
時代に合わせた商品開発(改良)の必要性。
何をお客様が求めているかを追求することで
ブランドを育て、守っていく。そして、新たな
挑戦に取り組んでいく。
②プロモーション
目標をしっかり定め、ターゲットに合わせた
取り組みを行うこと。流行・話題にアンテナを張り、トレンドを見逃さない。発信より普及活動(コミュニケーション)を軸としたプロモーションを実施する。

メッセージ時代に合わせた商品開発(改良)と
ブランディングの実施

■大切にすべきポイント
・時代にあった「おいしさの追求」
・特色を守る為の行動
・「お客様の求めること」を追求
・担当者のチャレンジ精神
・常に情報収集
・発信<コミュニケーション
・常に誠実
・押し売りでなく、推しごと
・三方良しを意識
Voice 参加者の声
一番感銘を受けた点は、社員全員が年に一度は店頭に立ってお客様・商品と向き合うこと。全社一丸となって商品つくりを行うには、このような事が必要だと感じた。 食品メーカー
ソースではなくお好み焼きを広めるためにソースや付属商品を売り出していくという考え方が大変勉強になった。自社でも参考にしてブランディングづくりをしていきたい。 食品メーカー・製造部長
SNSを上手く活用されていて、時代にあった戦略だと感じた。また「変えてはいけないことは守りつつ、変えるべきは勇気を持って変える」を自社でも見極めて取り組んでいきたい。 食品メーカー・商品部開発課企画主任
NEXT TIME

【第3回】 2018.2.19(月)
1.『食べるラー油など食材ブームを牽引する雑誌MART』 (光文社)
2.未定