2018.05.31


2018.03.06 tue
2018.03.07 wed

DOMAIN&FUNCTION

食品・フードサービス
成長戦略研究会

REPORT
日目

03.06 tue

母が子を想う気持ち。野菜づくりに掛けるサラダコスモの想い

視察&講義株式会社サラダコスモ
経営企画室 ちこり村支配人宮川 真一 氏
学びのPOINT

サラダコスモが手掛けるスプラウト類は、地下水と温泉水(恵那峡)とモンゴルの天然塩(天日湖塩)のみで栽培し、化学肥料不使用。
 
ちこり村の当初の来場者数は1日5名~10名が年間30万人へと増加。1580円のランチ1食で一日の野菜摂取量350グラムが取れる「野菜中心の世界一のブッフェレストラン」として定着。
 
固有技術「野菜づくり」×伸びる市場「サラダ」×社会価値「食糧自給率向上」で突き抜ける価値を実現。
 

KPI農業経営における「作る力」と「売る力」のバランスは 2:8

作る力よりも売る力が大事。要素としては「サイズ・内容量・販売場所・価格・パッケージ・イメージ・ネーミング・広告・広報・ブランド・物流・取り組み・体験」。高い目標と志を持ち、できるまでやることがポイント。
研究会の学ぶポイント (タナベ経営 食品・フードサービス成長戦略研究会 浅井 尊行)

「コンセプトセッティング」 ~分かりやすいコンセプトセットと実現する人づくり~
(1)ブランディング → 自社ブランド意識No.1
(2)会話の質と量 → 会話の内容No.1
(3)収益性 → 主導権No.1
(4)人材育成・生産性 → 守備範囲2倍

日目

03.07 wed

これから求められる新しいおもてなし~メディシェフの挑戦~

講義株式会社竹屋旅館
代表取締役竹内 佑騎 氏
学びのPOINT

地域に根差す宿屋として「おもてなし」のために美味しい健康食をつくったことがメディシェフの原点。
医学の技術とおいしさの技術で病気の方も健康な方もおいしく楽しめるレシピを開発。
 
アート×サイエンス=イノベーション(新しいモノ)を生み出す。
医療・栄養・調理の知識を繋げ、そこに独自のノウハウを加えて「メディシェフ」を育成する仕組みを構築。
 
固有技術「ホテル料理」×伸びる分野「未病・予防・健康」×社会価値「喜びのヘルスケア」。ヘルスケアを「おもてなし」として取り組み、人の意識と組織を変えた。
 

KPI驚きの低カロリー、
低糖質の「駿河湾レシピランチ」フルコースで
カロリー654.2kcal 糖質32.0g 塩分2.8gを
実現

医師、管理栄養士とシェフが食材を一から考えて、「食べて健康になる」メニューを開発。
「健康食は美味しくない」という概念を覆す納得の美味しさ。地元静岡の食材で90%以上をまかなう。
Voice 参加者の声
明確なコンセプトとそれを実現させる志の高さ、何にでもチャレンジできる社風が新しい取り組には必須であること改めて考えさせられた。
製造業・部長
メディシェフという新しい企画の立ち上げと社内意識改革。仕事目的をお客様へのおもてなしという気持ちが必要。再度業界を見つめ直したい。
食品メーカー・社長
ランチ試食会の様子
NEXT TIME

【第5回】2018年5月23日(水)~24日(木) in 東京(日本橋)
テーマ 「続ける力×女性活躍」
①株式会社にんべん  ②日清食品株式会社
③カルビー株式会社  ④株式会社カゴメ