2019.02.01

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2019.01.18 Fri

DOMAIN&FUNCTION

会計事務所
ビジネスモデル革新研究会

REPORT
講演

01.18 Fri

会計事務所における認定支援機関活用術
補助金支援と公的制度活用のポイント

講師株式会社エフアンドエム
士業コンサルタント事業本部 本部長荒井 信介 氏
学びのPOINT

①会計事務所が支援した補助金採択実績(平成28年度)は東京・愛知・大阪・福岡の都市圏で1~2%。認定支援機関としての補助金支援はブルーオーシャン。
②補助金支援のポイント
(1)スケジュール確認
補助対象事業が補助対象期間で行えるか。
設備投資が間に合うか等。
(2)審査項目の全てを網羅する
経営力向上計画・先端設備導入計画の認定。革新性があるかどうか等。
(3)採択後の事業化支援
事業化が出来ていないと、今後の補助金の採択も得られにくくなる可能性もある。
 
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KPI補助金申請支援は入口商品
補助金申請支援から顧問契約へつなげる

講義の様子432_02.jpg
経営力向上計画は公的制度のパスポート。
1.補助金
2.資金繰り
3.優遇税制
認定支援機関の役割は非常に大きい。
補助金申請支援で収益化を図ることも可能だが、申請支援をすることによりその先の顧問契約へつなげることができる。申請支援から新たな顧問先へとつながる。
講演

01.18 Fri

補助金・助成金の提案力向上へ

講師ユナイテッド・アドバイザーズ株式会社
代表取締役西内 孝文 氏
学びのPOINT

①補助金・助成金の支援をする前に、自事務所でも申請してみることも重要。申請をすることにより、自信をもって取引先へ勧められる。
②集客方法
(1)既存顧問先へ提案
(2)無料セミナー実施
(持続化補助金事業として)
(3)一度、助成金を支援したクライアントからのリピート(紹介を受けることも多い)
③助成金は「定型化・効率化」が可能な、有望なビジネス
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KPI補助金申請支援は定型化し効率化を図る

補助金・助成金の申請支援の注意点
1.資金調達は早めに行ってもらう。
補助金・助成金は先にお金を使ってから支給となるため、早めの資金調達を促す。
2.早いうちから専門家に依頼
全部自分でやろうとすると、大きな勘違いやミスをしてしまい要件を満たさなくなってしまうことがある。
3.補助金・助成金をもらった後を考える。
補助金をもらうための事業は意味がない。売り上げを上げるための事業を考える。
①質問項目等はフォーマット化。
②セミナーを活用して顧客へまとめて説明。
③テレビ電話の活用
④クラウド化(kintone、Dropboxの活用)
Voice 参加者の声
ブランディングを考え、本日の研修から一つでも自社の発展につなげていこうと思いました。

関与先への早めの提案が必要だと感じた。



助成金・補助金というテーマの研修でしたが、思っていた以上の情報を入手できて大変ありがたい内容でした。
講義の様子432_04.jpg
NEXT TIME

第5回目は、人事制度をテーマにゲスト講師を2名お招きし、ご講演をいただきます。