2019.02.13

3

2019.01.23 Wed
2019.01.24 Thu

DOMAIN&FUNCTION

アグリビジネスモデル
研究会

REPORT
日目

1.23 Wed

「世にない製品」を開発し続ける開発型メーカー

視察&講義株式会社オーレック
代表取締役社長今村 健二 氏
学びのPOINT

1.開発型企業のDNA
(1)縮小する農機市場において、業界初となる製品を開発。これまでにない、新たな市場を創造し成長
(2)それを可能にしてきたのが、「百聞は一見に如かず」ではなく、「百見は一感に如かず」の企業姿勢(DNAの原点)
(3)利益の再投資(製品開発、設備、販路開拓、アドバイザー投資) が不可欠
2.究極の「顧客志向」で製品開発
(1)世の中に役立つものを誰より先に創る
(2)顧客の困り事解決が開発の原点
(3)農業体験・アドバイザー交流等の実の実体験を製品設計に活かす
3.「モノづくり」から「人づくり」へ
(1)リ・ブランディングで企業価値を向上
(2)人への投資が成長の原動力

ココがスゴイ!縮小市場で業界初を開発、新たな市場を創造

「世にない製品」を生み出し、従来の常識を打破しつづける開発型企業。現場重視で強い問題意識と危機感、そして出来るまで諦めない姿勢が、使い手に喜ばれる製品となり、新たな市場創造に繋がっている。
日目

01.24 Thu

グローバルパートナーと共に新たな市場創造に挑戦

視察&講義ニューガイアアグリ株式会社
代表取締役久富 重樹 氏
学びのPOINT

1.市場創造のための連携のあり方
(1)「新しいことに挑戦する」をモットーとする企業グループの1社
(2)多様なビジネスから生まれる人脈網が、新たなビジネスに繋がる
(3)メガソーラー事業で培ったノウハウを活かす
2.世の中に必要とされる企業へ
(1)社会価値・・・耕作放棄地などの活用
(2)顧客価値・・・スーパーフルーツであるキウイの提供
(3)パートナー価値・・・北半球でも南半球でも、年間を通した安定供給体制
(4)事業価値・・・土地開発力とグループでの内製化
3.パートナーと共に長期的視点で市場創造に挑む

Key wordパートナーと共に市場創造に挑む

北半球・南半球ともに、季節に縛られない安定供給にチャレンジするキウイフルーツ農園。メガソーラー事業で培った土地開発のノウハウを、社会課題である耕作放棄地・遊休農地の再利用につなげている。
Voice 参加者の声
<オーレック>
調顧客志向を掲げられ、実際に農家の方との関係を重視されながら開発に取り組まれており、財務や人財教育といった経営面での話も興味深かった。
食品製造業・社長
<ニューガイアアグリ>
グループのノウハウを活かして、土地の選定や貸借まで通して行われているところはさすがだと感じた。アグリビジネスを行なっていく中で、災害対策は必ず重要になってくると実感させられた。
サービス業・役員
懇親会の様子
NEXT TIME

次回は関東開催となり、全国農業協同組合連合会(JA全農)との合弁会社として2013年12月に設立された、株式会社グリーンメッセージ(キユーピーグループ)、農事業への新規参入企業に栽培システムパッケージ販売、農業者の直販支援を行なう銀座農園株式会社の講演となります。