2019.12.24

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2019.12.03 Tue
2019.12.04 Wed

DOMAIN&FUNCTION

アグリビジネスモデル
研究会

REPORT

12.03 Tue

~データ×農業=HAPPY~テラスマイルが実現する稼ぐ農業

講演テラスマイル株式会社
代表取締役生駒 祐一 氏
学びのPOINT

1.データに基づき実践できれば農業は稼げる
(1)それぞれのエリア地域で何を解決したいのかを明確化させる
(2)「農業」の「工業」化により稼げる農業を実現
(3)工業化ができない部分はデータで補完
2.生産者の経営能力向上が課題
(1)営農者との勉強会により反収UP
(2)若手農家の意識と行動を変え、数字を変える
(3)データというライバルとの収穫量の差異から打つべき手を検討
3.アグリビジネスの展望
(1)市場は成長するも成熟期は早々に訪れると予測
(2)ローコストモデルを描く事でアグリビジネスの付加価値が高まる
(3)経済領域(事業)と国防領域(国との連携)のデザイン
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Key wordソーシャルビジネスで農業を「工業」化させる

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営農者に目指すべき目標(反収、所得)を掲げさせ、ゴールから採算ラインを検討。
足りない情報を提供することで、農業を「工業」化させることに成功している。

12.03 Tue

グリーンリバーグループが挑戦する高収益農業の創造

講演グリーンリバーホールディングス株式会社
代表取締役長瀬 勝義 氏
学びのPOINT

1.明確な事業コンセプトを掲げる
(1)事業展開で無駄な投資を行わない
(2)ランニングコストを下げるために再生エネルギーを活用(エネルギーの本質は「使う」こと)
(3)環境負荷の少ない農業を実現する
2.地域の社会課題を解決
(1)農地以外の遊休資産の再利用
(2)インフラの活用(廃校:建物だけでなく運動場を利用)
3.生産者の課題を解決する
(1)縦型の水耕栽培装置で生産者の負荷を低減
(2)機械化できない収穫の領域を、手作業で楽に収穫できる
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Key word誰もができる・どこでもできる農業でユーザーを拡大

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㎏単価が高いハーブ類を中心に水耕栽培システムを展開。
大きな知識やノウハウがなくとも取り組みやすい農業になることで持続的な農業を支援されている。
Voice 参加者の声
【テラスマイル株式会社】

普段生産者と関わる仕事をしているので、生産者の教育や共に学ぶ話はとても印象的だった。
最終判断は生産者ですがその判断材料を的確に提示することが大切だと感じた。
食品製造業
【グリーンリバーホールディングス株式会社】

プロダクトとしてシンプルなシステムであるため、運用しやすそうだと感じた。
遊休資産の活用はステークホルダー全体がハッピーはプロジェクトアイデアだと思う。
畜産業
参加者の様子624_07.jpg

12.04 Wed

先端技術を活用したアグリビジネスにおける価値創造

講演株式会社オプティム
取締役友廣 一雄 氏
学びのPOINT

1.農業をAI・IOT等の先端技術で可視化
(1)農業に関するデータをデジタル化
(2)デジタル化で増やせる指標(生産量など)、減らせる指標(病害虫被害など)の策定
(3)それぞれの指標に対し、AI分析のアプローチを繰り返す
2.連携による新たな価値創造
(1)顧客課題を見つける(顧客の課題は宝の山)
(2)ライトな開発で価値創造(これまでのノウハウに新たなエッセンスを少し入れる)
(3)強力なパートナー(販路等はパートナー活用)
3.地方でFrog Jump(かえる跳び)を起こす
(1)発展の可能性(お宝)は地方に存在している
(2)地方ではイノベーションを起こしやすい
(3)地方自治体も協力姿勢があり、活動・実践・実証が比較的スムーズにできる
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Key word農業×ITで、楽しく、かっこよく、稼げる農業に挑む

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日本初、国立大学の中に、東証1部上場企業の本店がある同社。
農業をはじめ、あらゆる領域で【〇〇×IT】をキーワードにした新たな価値を創造している。
参加者の様子
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NEXT TIME

次回は京都開催になります。京都おぶぶ茶苑から海外戦略、こと京都株式会社から京都伝統野菜のブランディングを学ぶ。