2019.05.31

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2019.04.24 Wed

DOMAIN&FUNCTION

アパレルビジネス・
イノベーション研究会

REPORT

14:05~

「より良い商品との出会い体験創出プラットフォーム」

講師株式会社エアークローゼット
代表取締役社長 兼 CEO天沼 聰 氏
学びのPOINT

①キーワードは「出会い体験の創出」。
「買い物に行く時間がない」「着こなしに迷う」そんなお客様の課題を解決することからスタート。自分に「似合う」商品との出会いをお客様に体験してもらう。
②サービスの品質は絶対に落とさない。
お客様にお届けするボックスも、開いた時の感動まで計算してデザインした。洋服との新しい出会い体験を提供する為に、「UXを最大限に高めること」を最優先にすることが社内共通認識として浸透している。
③消費者データの解析と活用。
お客様からのフィードバッグをもとに、データを分析し、サービス改善等に活かして、ビジネスに価値を生みだしている。AIがスタイリストの選定をサポートし、10万着の中から選択肢を絞る。
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Innovation Pointお客様一人ひとりのスタイリングに合わせた、
「もう一つのクローゼット」を持つ喜びを体験させる。

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スタイリストさん宛の「直筆のお手紙」を頂くことも。社内で共有し、UX最大化の為に、更に良いサービスの創出と、お客様がわくわくする体験と、感動の出会いを、これからも届けていきたい。

15:40~

在庫を売買する繊維・ファッション業界のフリマサイト
「SMASELL」

講師株式会社ウィファブリック
代表取締役福屋 剛 氏
学びのPOINT

①世界で発生する繊維製品の廃棄量は年間228億トン。このデッドストックを資源とみなし、活用することに着目。
②ブランド毀損を回避する仕組みや、バイヤーとサプライヤーのニーズに応じたスマートなマッチング、超お手軽な出品方法、安心できる決済方法など、使いやすさや安全性を感じさせるユーザー視点に立った仕様設計。
③在庫問題の解決は、近年注目されている、SDGsやESG投資といった社会性においても企業の存在価値を高めている。
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Innovation Point業界で慢性化していた繊維製品の廃棄問題を、
プラットフォームというビジネスモデルで解決

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企業の抱える在庫を廃棄することなく資源とみなし、必要とする国・企業間でグローバルにシェアし、これからの環境のため、人類の未来のために、持続可能な循環型社会を創造していく。
Voice 参加者の声
普段着を定額レンタルできるという他社にはないサービスに加え、BOXへのこだわりなど、ユーザーに新しい洋服との出会い体験(UX)を提供したいという付加価値がユーザーの心をつかんでいると感じた。
ユニフォーム販売業
常務取締役
アパレル廃棄問題は業界の一員として目を背けてはいけない問題なので、弊社としても何らかの取組みをしていきたい。
織物・婦人・子供服卸売業
代表取締役社長
NEXT TIME

第5回目は、カテゴリーキラーモデルについて学びます!