2019.02.13

3

2019.01.30 Wed
2019.01.31 Thu

DOMAIN&FUNCTION

食品・フードサービス
成長戦略研究会

REPORT
日目

01.30 Wed

インターネット市場の今とWebでの集客活用方法

視察&講義ヤフー株式会社
第二営業本部 西日本営業部 マネージャー竹内 総一 氏
学びのPOINT

(1)狙う顧客に刺さる広告
『ワン×ワン×マルチスクリーン』
"配信デバイス""ターゲット""考課指標"など、出稿目的に合わせてプランニングを行う
(2)指標による測定
獲得系の広告(スポンサードサーチ、YDN)のターゲティング機能によるピンポイントなアプローチから目標KPIの検証を行う
(3)コストパフォーマンスの向上
『コンバージョンにこだわる』
検証を繰り返し、費用対効果を高めていく

KPI『認知⇒検討⇒購入・登録』
"コンバージョンに対する
PDCAを回し続ける"ことで
費用対効果を向上

【スポンサードサーチ】
"今"検索している人にダイレクトに訴求する為、顕在層に対し効果的
【YDN】
多彩なターゲティングから見込み顧客に訴求する為、潜在層に対して効果的
研究会の学ぶポイント(タナベ経営 食品・フードサービス成長戦略研究会 福元 章士)

第3回のキーワード「食の"あたらしい"を具現化する
~デジタルテクノロジーによる可視化・効率化・再現性向上~」
変化するための視点= ビジネスモデル革新×生産性カイカク
※デジタルテクノロジーで加速

日目

01.30 Wed

食品フードサービスの顧客満足度向上策

講義株式会社Emotion Tech
パートナーサクセス部 シニアマネージャー佐野 真啓 氏
学びのPOINT

①顧客ロイヤリティの指標化
顧客があるブランドや商品、またはサービスに対して感じる「信頼」や「愛着」を指標化
②マーケティングの再現性向上のための分析手法
データ活用で顧客と従業員の"体験"を変え企業経営を変える。
③データマーケティングの
ダウンサイジング化への活用
重要顧客接点からの顧客ロイヤルティ、業務プロセスによる従業員ロイヤルティ把握でロイヤルティ経営を推進

KPI【おすすめしたい】を11段階で評価
1.推奨者:9~10点、中立者:7~8点、批判者:0~6点
2.推奨者比率ー批判者比率=NPS(Net Promoter Score)

【推進者】
高い再購入比率
【中立者】
より条件の合う競合商品に
流れるリスク
【批判者】
リピートせず、新規顧客を減らす
Voice 参加者の声
インターネットの普及とともに、メディアの使い方に大きな変化が生じている事が理解できた。デジタル分野への投資と責任者を明確にしていきたい。
食品メーカー・室長
NPSが開発商品の受容性を測ったり、自社のロイヤルティを見る参考になると考えました。感情の見える化が明確になるシステムの活用は大変有用と思いました。
食品メーカー・課長
日目

01.31 Thu

食品業界におけるAI自動翻訳を使った業務効率化

講義株式会社ロゼッタ
企画営業部マネージャー田口 伸江 氏
学びのPOINT

①自社の限られた人材を生産性の高い業務に集中させ、国境を越えて多様な資源を活用し、チャンスの拡がる海外市場へ挑むためには、言語的ハンディキャップを乗り越える必要がある
②翻訳業務のように専門知識が必要でありながら作業自体は単純作業となってしまう業務をAIに任せることで、コストもミスも低減しながら、本来の生産性が高い業務に集中できる

KPI2,000の業種・専門分野での
英語自動翻訳精度が95%

統計辞書や、自動学習機能、前後の文脈判断ロジックを活用することで、企業ごとに最適化された自然な文章で、高い精度のビジネス文書翻訳ができる
Voice 参加者の声
自動翻訳は精度が怪しいと思っていたが、ここまで進んでいるということに驚いた。トライアルをぜひ試してみたい。
食品メーカー・専務
外国語対応は必須です。事業のスピードをアップするためにもこのようなツールの検討を考えていきたいと思います。
食品メーカー・開発室長
日目

01.31 Thu

創業100周年「感動を削りだす」マルトモの商品開発戦略

講義マルトモ株式会社
取締役開発本部長土居 幹治 氏
学びのPOINT

①ブランド+レシピで企業価値の創出
ブランド+レシピで商品を設計し、ヒット商品を開発。
②鰹マーチャンダイジング
漁業会社、商社、節加工メーカー、削り節メーカーとサプライチェーンに関わる各社を巻き込み、共同開発で付加価値向上を図る。
③味覚センサーによる味の見える化
だしのコンサルというサービスを付加し、商品単品のモノ売りから、顧客の課題解決のための提案営業により、競合他社との差別化を実現。

KPI売上比率 市販用7:業務用3

利益比率 市販用3:業務用7

味覚センサーを用いただしのコンサルティング営業で単品の価格競争を回避。
売上比率で3割の業務用チャネルで利益の7割を稼ぐ収益構造をつくる。
Voice 参加者の声
コンサルで商品にプラスの価値を生み出していることが差別化につながっていると思いました。自社でも商品以外の技術・ノウハウを棚卸して活用できないか検討します。   食品メーカー・社長
どのように脱コモディティ化したのか、弊社も頭を悩ませているため、コンサル営業を付加価値に提供されている点も含め、参考になりました。
食品メーカー・開発
NEXT TIME

【第4回】2019年03月18日(月)~19日(火) in 高知
① 『高知発!素材、製法にこだわる久保田食品のビジネスモデル』
② 「土佐料理司の事業モデルと水産資源問題』