2019.01.18

6

2018.12.19 Wed
2018.12.20 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ヘルスケアビジネス
成長戦略研究会

REPORT
講演

12.19 Wed

働き方・暮らし方改革を実現する
サテライトオフィスとオフィスのこれまでとこれから

講師株式会社ヒトカラメディア
代表取締役髙井 淳一郎 氏
学びのPOINT

①オフィスの考え方
同社は企業向け不動産仲介業の新しいカタチといえる。ミッションは、"「都市」と「地方」の「働く」と「暮らす」をもっとオモシロくする"を掲げており、同社のオフィスに対する考え方は、働く場=働き方、つまりは企業としての目指す姿や求める人材像を具現化する場である。
②サテライトオフィスの効果
企業を「選ぶ」時代から「選ばれる」時代へと変化する中、拠点には企業らしさを育み、企業のメッセージを発信する手段としての可能性がある。サテライトオフィスをもつということはエッジの効いた手段である。おもしろい企業×おもしろい人が集まる、掛け算が期待される。
425_01.jpg

KPIオフィス=企業の「らしさ」の発信、
サテライトオフィス=企業の「在り方」を表す

425_02.jpg
どんな場所に、どんなオフィスを構えるのか。そこには企業の「働き方」に対する姿勢が詰まっている。
講演

12.19 Wed

~美波町 Satellite Office~
「にぎやかな過疎」を目指して

講師美波町
政策推進課 主査鍜治 淳也 氏
学びのPOINT

①地域が有する資源を生かしたSO
「人口減少」「高齢化」といった地方都市の多く見られる現実を直視し、ICT技術を活用した既存の社会インフラ・慣習にとらわれることなく新しい働き方・生き方を実現する美波町のSO(サテライトオフィス)。6年間で17社の全国有数の実績を誇る徳島県の中でもトップの実績。
②本気の企業へ本気の支援を行なう
地域課題をテーマとする企業には「IoTサービス創出支援事業」で専門性の高いサービスを生み「デュアルスクール事業」で働く家族を交えた環境整備を実現。現在、自然体験×ICT/IoT×地域課題の取り組みを通じた未来の人材育成にも美波IoT推進ラボで取り組み中である。
425_03.jpg

KPI6年間で進出企業17社、移住者31名、
空き家活用件数21軒で
50年ぶりに人口減少に歯止め

425_04.jpg
425_05.jpg
人口減少社会における新しい取り組み「にぎやかそ」で映画「波乗りオフィスにようこそ」のモデルに
Voice 参加者の声
まさに官民一体であり行政サイドの熱意を感じた。
医療機関 役員
自治体の現場の方の話が聞けて良かった。
製造業 役員
サテライトオフィスの
実情視察
425_06.jpg
講演

12.20 Thu

~美波町から日本を元気に~
課題最先端の「地方の可能性」とは

講師株式会社あわえ 代表取締役
サーファーテック株式会社 代表取締役
吉田 基晴 氏
学びのPOINT

①地方で「半X半IT」の働き方を提唱
「IT技術の進化×若者の価値観の変化」を背景に、地方志向の若者に魅力的な会社を目指し、徳島県美波町にサテライトオフィスを設立。同社が提唱する働き方が「半X半IT」である。例えば通勤時間をサーフィン時間に充てる「半波半IT」といった働き方である。
②地方を元気にする善循環モデル
同社の売上の95%が地方自治体からの業務委託による収益、つまりBtoG(ガバメント)事業である。同社の目指す善循環モデルは、「ベンチャー企業・起業家の誘致による雇用創出」→「移住者が地方に新たな創造をもたらす」→「地域と融合して掛け算を起こす」→「地域活性化に繋がる」である。
425_07.jpg

KPI人口減少社会で求められる「ひとりn役」
nをどうデザインするか

425_08.jpg
このまま人口減少が進んでいくと、現在9人でやっている野球を2040年には6.3人でやらないといけない時代が来る。一人に求められる役割が増える。
Voice 参加者の声
信念をもって事業に取り組む姿勢に感銘を受けました。
医療機関 代表者
社会課題解決に対する革新的内容で貴重な体験でした。
産業機械 部門長
もともとは銭湯だった
あわえ本社
425_09.jpg