2019.01.07

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2018.12.13 Thu
2018.12.14 Fri

DOMAIN&FUNCTION

住まいと暮らしビジネス
成長戦略研究会

REPORT
視察
講演

12.13 Thu

受注業態から、創注型建設業「新・建設業」への転換を実現

講師株式会社安成工務店
代表取締役安成 信次 氏
学びのPOINT

①建築会社では稀であるが、自社設計士を抱えており、社員の25%が設計担当。案件の95%が自社設計であり、受注型でなく、創注型に転換できた1つの要因といえる。
②コスト度外視で、断熱材施工のスペックを向上させる、木材を山の斜面で1年間自然乾燥させるなど、良いモノを創るから、商品が自動的に・高単価で売れるというお手本の様な企業である。
③良いモノを世間に広めるというミッションのもと、セルロースファイバーのデコスドライ工法を基本仕様とするほか、九州大学との共同研究により、自然素材の家が人体にもたらす影響を科学的に解明する取り組みをしている。
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KPI価格提案ではなく設計提案、売上比率
住宅45%建築45%土地活用10%

視察の様子
420_02.jpg宿泊体験型 モデルハウス
420_03.jpgペレット燃料製造工程
グループ9社、3事業を軸にリスク分散を図っている。公共工事市場の悪化を理由に、土地活用事業を17年前から開始。今では26ヘクタールを運用し、商業開発を行い、全社売上の1割を担うまでに成長している。
視察の様子
420_04.jpg職人の手による構造材
プレカット工程
420_05.jpg断熱材工場
420_06.jpgバーナーを用いた難燃性実証
視察
講演

12.14 Fri

産官連携によるまちづくりで「社会貢献」ビジネスを創造

講師株式会社サンコーライフサポート
代表取締役橋本 一郎 氏
学びのPOINT

①行政課題を民間企業の強みを活かして解決する方法を模索し、"民間企業の"地域包括ケアシステムにおけるビジネスモデルを構築。
②生活困窮者自立の支援(障害者の雇用)を通して、産官間のWin-Win関係を創出。
③地域住民との"繋がり"を仕掛け、住まいと暮らしのプロとして価値を提供する。
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KPI地域の数だけパターンがある
福祉を切り口に住まい案件を取り込む!

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地域包括ケアシステムをビジネスモデル化。自社の展開する老人ホーム周辺では、そのスキームを活用して空き家率がほぼ0%と、住まいと暮らしのプロが地域のお困りごとを解決する。
視察
講演

12.14 Fri

地域資源を最大限に活用した新たなまちづくり

講師国立大学九州工業大学大学院 准教授
一般社団法人リノベーションまちづくりセンター 代表理事

徳田 光弘 氏
学びのPOINT

①地方創生の最先端は辺境にある。辺境の暮らしを9か国、40地域を巡って調査。"価値の交換"がより豊富にできているのが辺境であることが分かった。
②"SDM"の概念と、地域産業・地域社会・行政との連携協働を進め、地域特性を生かした事業構想を構築。
③地域の課題を地域経営資源と捉え、発掘→共有→創造→協働→組成というサイクルでビジネスモデルとして考え、ヒトとヒトとのつながりで解決していく。
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KPI地方創生の最先端ムーブメント
域経営資源の発掘が地域課題を解決する!

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アイデア溢れる社会実験事業から新たなビジネスモデルを創出。そこへ強いミッション・ビジョンとヒト・モノ・コとトを繋げることで、成功(地域経営資源の最大化)へと近づける。
Voice 参加者の声
現在、介護事業への進出を検討しており、"建築のプロ"としての事業展開を聞くことが出来ました。今後の発展に大いに参考となりました。
建設業・社長
地域資源の価値をデザインすることで、そこに人が集まり、新たな価値が生まれることをわかりやすく学ぶことが出来ました。

住宅資材事業・社長